井口智明氏の経歴や年商・年収、コンビニブランドの特徴を解説

『min•naka(ミンナカ)@井口智明』プロジェクトのオーナーを務める井口智明氏は、ゼネコン勤務から公務員を経て、現在は保育園・公園・コンビニなど多数の事業を展開する実業家です。
本記事では、多彩な実績を持つ井口智明氏にスポットを当てて、基本的なプロフィールのほか、経歴・学歴・保有資格などを紹介していきます。
気になる年商や年収、妻や子供の有無、そして「令和の虎」との関係性など、気になる情報を徹底的に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
井口智明氏の基本のプロフィール
井口智明(いぐちともあき)氏は、長野県木曽郡出身で生年月日は1974年12月14日、2025年6月現在の年齢は50歳です。
サラリーマンから公務員を経て実業家に転身するバイタリティを持ち、2023年放送のYouTube番組「令和の虎」では、隙のない事業計画でシビアな審査委員達を唸らせました。
年商70億円を達成する敏腕社長でありながら気さくな人柄で、その穏やかな物腰と能弁さから多くのファンを獲得しています。
また、故郷・長野県への想いはとりわけ強く、障がい者向け施設や無料の公園の開設など、福祉事業を軸に地元貢献に力を入れている人物でもあります。
名前 (ふりがな) |
井口 智明(いぐち ともあき) |
---|---|
生年月日 (年齢) |
1974年12月14日(50歳) |
出身地 | 長野県木曽郡 |
出身校 | 福井大学工学部 |
職業 | 実業家/事前活動家 |
肩書 | 株式会社ディアローグホールディングス代表取締役/株式会社ディアローグ代表取締役/株式会社I-PLAN代表取締役 |
資格 | 一級建築士/美容師免許/狩猟免許 |
家族 | 妻/子供2人 |
井口氏が保有する主な資格
建築会社・公務員・実業家とさまざまな経歴を持つ井口智明氏は、保有する資格がすごいということでも有名です。
具体的には「一級建築士」「美容師免許」「狩猟免許」を有しており、まったく畑違いの分野に驚く人も多いでしょう。
これらの資格はいずれも事業のために取得したものですが、その幅広さからは、異分野にも果敢に挑戦する井口智明氏のバイタリティの高さが伺えます。
一級建築士
もともと建築家を目指していた井口智明氏は、大学の工学部で建築を学んだ後に大手ゼネコンに就職し、一級建築士の資格を取得しました。
一級建築士は国家資格の1つで、建築物に関する設計・工事監理・法令や条例に基づく手続きの代理といった幅広い業務を担当する役職です。
資格取得には学科試験・設計製図試験に合格する必要がありますが、例年の総合合格率は10%前後と狭き門になっています。
美容師免許
井口智明氏は公務員を脱サラ後、美容院を開業しており、その関係で美容師免許も取得しました。
国家資格である美容師免許の試験は、春・秋の年2回実施されており、合格率はそれぞれ約80%・約50%です。
美容師免許の資格試験を受けるには、厚生労働省が指定する美容師養成施設で、昼間・夜間課程のいずれか2年以上、または通信課程3年以上の修了が義務付けられています。
井口智明氏は美容院経営のかたわら、多忙の合間を縫って一から美容師免許を取得しています。
狩猟免許
2022年に出演したYouTube番組「年収チャンネル」内で、井口智明氏は狩猟免許を取得したと報告しました。
それというのも、2023年に故郷に開設した木曽駒冷水公園内に動物園の設置を計画しており、そこで展示するウサギ・リス・キジなどを捕獲するためと語っています。
何事も人任せにせず自らもやってみるという、実業家・井口智明氏のスタンスが垣間見えるエピソードです。
井口氏には妻と2人の子供がいる
あまり知られていませんが、井口智明氏には妻と2人の子供がいます。
これらの情報は「令和の虎」初出演時に明かされましたが、妻との馴れ初めや、子供の性別・年齢といったプライベートな情報までは公表されていません。
井口智明氏は各方面で注目度の高い人物であるため、家族に迷惑がかからないように、意図的に情報を隠していることが考えられます。
井口智明氏の学歴

長野県木曽郡出身の井口智明氏は、地元の高校に進学したのち、福井県の大学に進んでいます。
「令和の虎」に出演している社長などは東京都内の有名大学出身者が多いため、この点でも井口智明氏は毛色の変わった社長といえるのかもしれません。
ここでは、井口智明氏の学歴についてもう少し詳しくみていきましょう。
- 1989年:長野県木曽高等学校に入学
- 1996年:大手ゼネコン・株式会社熊谷組へ入社
1989年:長野県木曽高等学校に入学
井口智明氏が進学した公立・長野県木曽高等学校は歴史ある高校でしたが、2009年3月末に別の高校と統合し、現在は長野県木曽青峰高等学校と名称を変えています。
なお、井口智明氏は故郷・長野県木曽町に強い愛着を持っており、今でも定期的に里帰りをして山での山菜取りや川釣りを楽しんでいるそうです。
中学校時代は放課後に松茸を採取していたというエピソードもあり、高校時代も豊かな自然を楽しんでいた可能性が高いでしょう。
1992年:福井大学工学部で建築学を専攻
地元の高校を卒業した井口智明氏は、福井大学の工学部に進学して建築学を専攻しました。
なお、2025年現在の福井大学工学部の偏差値は約50~58で倍率は1.9倍と、合格難易度は高いといえるでしょう。
また、福井大学全体では地域創生に力を入れており、井口智明氏の故郷・木曽郡へ貢献したいという思いは、大学時代に培われたのかもしれません。
【独立前】井口智明氏の経歴
1996年に大学を卒業した井口智明氏ですが、2005年に実業家デビューを果たす前は、大手ゼネコンの現場監督と公務員というサラリーマン勤めを経験しています。
ここでは、独立前の井口智明氏の経歴についてみていきましょう。
- 1996年:大手ゼネコン・株式会社熊谷組へ入社
- 1998年:横浜市役所へ建築職採用で入職
- 2005年:昇進試験不合格で退職
1996年:大手ゼネコン・株式会社熊谷組へ入社
福井大学工学部で建築を専攻していた井口智明氏は、大学卒業後、総合建設会社である株式会社熊谷組に入社しました。
熊谷組は1898年に福井で創業した日本有数のゼネコン会社であり、特にトンネル工事に強みを持つことから「トンネルの熊谷」の通称でも有名です。
なお、2025年時点での採用倍率は総合職約8倍・技術職約4倍とされており、井口智明氏は狭き門をくぐりぬけたといえます。
現場監督を務める
井口智明氏は、2023年に「しくじり先生」という番組内で、熊谷組では2年ほど現場監督を務めたと明かしています。
建設会社における現場監督の役割とは、作業員の安全や建造物の品質を管理しながら工事現場を円滑に進めることであり、建築業界においては欠かせない仕事です。
一方で、井口智明氏は「超過酷な仕事」と語っており、当時はやりがいと同時に大変な思いがあった様子です。
1998年:横浜市役所へ建築職採用で入職
熊谷組で現場監督として働いていた井口智明氏は、とある現場で検査来訪の公務員の仕事に憧れを抱き、転職を決意します。
1998年に横浜市役所へ建築職として入職し、水道局で公共建築物の設計業務に携わったのち、建築部門に異動して建物建造許可に関する仕事に従事しました。
建築部門での業務には、転職のきっかけとなった建築現場への検査来訪も含まれており、井口智明氏は夢を叶えたといえるでしょう。
2005年:昇進試験不合格で退職
公務員として順風満帆な日々を送っていた井口智明氏ですが、係長への昇任試験に落ちたことをきっかけに、2005年に横浜市役所を退職しています。
本人は公務員の仕事はやりがいがあったと語っており、勤務時間や待遇面についても不満を感じた様子はありません。
また、横浜市役所は全国的に見ても試験倍率の高い地方自治体であり、ある意味恵まれた環境といえるでしょう。
しかし、昇任試験への不合格をきっかけに、このような生活を捨てた経緯からは、上昇志向の高さが読み取れます。
【独立後】井口智明氏の事業展開の軌跡

横浜市役所を退職後、井口智明氏は美容院の開設を皮切りに、さまざまな事業を展開していきます。
現在は複数の事業で代表取締役社長を務めるだけでなく、福祉事業にも力を入れており、活躍分野は多岐に渡ります。
ここでは、独立後の井口智明氏の事業展開の軌跡について時系列でみていきましょう。
- 2005年:美容院運営事業を開始
- 2006年:設計事業・デザイン事業を開始
- 2007年:保育園運営事業を開始
- 2013年:不動産事業を開始
- 2014年:福祉施設運営事業を開始
- 2016年:ネット写真販売事業を開始
- 2020年:化粧品の製造販売業を開始
- 2023年:木曽駒冷水公園を開業
- 2024年:オンラインサロンを開始
- 2024年:次世代型コンビニブランドを開始
2005年:美容院運営事業を開始
横浜市役所を退職した2005年、建築畑出身でそれまで美容業界には縁がなかったにもかかわらず、井口智明氏は自由が丘に「個室美容室ディアローグ」を開設しました。
その理由は「行きたい美容院がなかったから」で、具体的には、電話での予約に手間がかかることや、他の客と一緒に施術を受ける居心地の悪さを挙げています。
そこで井口智明氏が開発したのが、HPからスタイリストの出勤状況を確認してメールで予約が取れるシステムや、誰もが気軽に利用しやすい完全個室制の美容院です。
2025年現在ではスタンダードともいえる美容室の運営スタイルは、ここから始まったといえます。
2006年:設計事業・デザイン事業を開始
2006年、井口智明氏は下北沢に美容室2号店を開業するかたわら、株式会社I-PLANを設立して代表取締役に就任しました。
この会社では当初、設計事業・デザイン事業を手がけていましたが、のちに翻訳・不動産といった事業も展開します。
これらの事業は開業後から順調に成長していき、2025年現在においては井口智明氏の重要な収入源の1つです。
なお、翻訳事業や不動産事業は、井口智明氏の人脈が起点となっており、自身の経歴を余すことなく活用していることが分かります。
2007年:保育園運営事業を開始
井口智明氏は2007年に「株式会社ディアローグ」を設立し、美容院運営事業の拡大を図るほか、保育事業・保育園運営事業も開始しました。
具体的には「ここわ保育園」の設立のほか、「放課後児童クラブ」といった、子育て家庭を支援する事業を展開しています。
なお、2025年現在における保育園は15園・放課後児童クラブは2拠点です。
2013年:不動産事業を開始
2013年、井口智明氏が代表取締役を務める株式会社I-PLANに不動産事業部が開設され、不動産取引事業をスタートしました。
きっかけは、設計部署にいた元熊谷組の同僚が不動産をやってみたいと言い出したことであり、採算の見通しを取ったうえで事業設立の運びとなったそうです。
もともと設計会社としてスタートした株式会社I-PLANは、このように従業員の要望も柔軟に取り入れながら、一大グループ会社として成長していきます。
2014年:福祉施設運営事業を開始
2014年に福祉施設運営事業を開始した株式会社ディアローグは、同年、長野県木曽町に障がい者グループホーム「I-HOUSE」を設立しました。
2015年には同郡において障がい者就労施設「I-WORK」として、地元の名産品・木曽ヒノキなどの加工工場を開業し、日本一給料の高いB型支援施設を目指しながら操業しています。
福祉事業開始の背景には故郷の過疎化への懸念があり、障がい者を含めて地元の人が安心して働ける環境を確保したいという想いも込められています。
2016年:ネット写真販売事業を開始
株式会社I-PLANは、2016年にデザイン事業の一環としてネット写真販売事業を開始し、下北沢の事務所でアートスクールの経営や写真撮影・販売などを行っています。
なお、美容院1号店の創業の折、井口智明氏は美容院の雰囲気が分かるようHPに店内写真などをふんだんに掲載していますが、これは当時としては画期的な手法でした。
ネット写真販売事業の開始はこれらの経験を活かしたのかもしれません。
2020年:化粧品の製造販売業を開始
美容院のシャンプー担当の手荒れを気にかけたスタッフの発案により、井口智明氏は肌に優しいヘアケア製品の開発に乗り出しました。
その裏には、スタッフの手に優しいヘアケア製品であれば、シャンプー業務の負担を小さくでき、かつお客様の髪や地肌のケアにも役立つのではないかという想いがあったといいます。
現在では「IKUE」「ameriorate」をはじめ5つのシリーズがブランド展開されており、一部製品は「I-WORK」で製造工程を担当するなど、グループ内でうまく事業を回しています。
「カネルバーム」が楽天ヘアクリーム部門1位を獲得
株式会社ディアローグが展開するヘアケア製品の1つ「カネルバーム」は、楽天市場のヘアクリーム部門1位を獲得するなど、好調な売れ行きを見せています。
同製品は長野県木曽郡に開業した工場で製造工程の一部を担当しており、一般消費者は購入を通じて福祉事業に貢献できるのが魅力です。
このように井口智明氏は、ビジネスと福祉を融合させて利益を生み出す事業スタイルを追求しており、これがのちの木曾駒冷水公園の開業やFiNANCiEでのファンディングにもつながっていきます。
2023年:木曽駒冷水公園を開業
2023年5月、井口智明氏は故郷・長野県に無料キャンプ場である木曾駒冷水公園を開業しました。
一級建築士資格を持つ井口智明氏は、「DIY」と称して積極的に現場工事に携わっており、その様子はYouTube「木曽山人チャンネル」でも詳細に公開されています。
なお、2025年6月の公園の利用状況について、井口氏は本人のX(Twittter)で「ほぼ満員」と投稿しており、運営状況は上々といえるでしょう。
駒ヶ岳雪解け水利権の外資参入阻止
木曽駒冷水公園の開業には、駒ケ岳雪止め水の水利権における外資参入を阻止する狙いもありました。
井口智明氏はこの土地を公園として整備し、地元自治体やボランティアと協力しながら保全することで、故郷の美しい自然を自分たちの手で守っていきたいと考えています。
キャンプ場やペンションといった園内施設が無料開放されている点からも営利目的は低いといえ、故郷に対する井口智明氏の強い想いが読み取れます。
温浴施設で自社ヘアケア製品を利用
木曽駒ケ岳の湧き水に含まれるシリカは、美肌・美髪作りにも役立つとされる成分で、株式会社ディアローグが展開するヘアケア製品にも利用されています。
これらのヘアケア製品は製造工程の一部を木曽駒冷水公園内の工場で請け負っており、完成製品は園内の温浴施設で無償で提供されるほか、販売所でも取り扱われています。
このように井口智明氏は、自社製品が公園内で循環する仕組みを整えつつ、利用者が使用感を試したうえで購入を検討できる環境を整えました。
2024年:オンラインサロンを開始
井口智明氏は2024年より、月額400円で個別相談し放題のオンラインサロンを開始しました。
参加者は経営相談・企業相談・進路相談・人生相談などなんでも相談が可能で、不定期開催予定のオフ会にも参加できます。
実際に2024年12月に開催されたオフ会には全国から160人以上のサロンメンバーが集まったと報告されており、オンラインサロン事業も盛況といえるでしょう。
2024年:次世代型コンビニブランドを開始
同じく2024年に、井口智明氏は子供食堂を併設した新しいコンビニブランド「minnaka(ミンナカ)」を立ち上げました。
その目的は、誰もが安心安全に利用できるコンビニの全国展開であり、増税や物価高騰による困窮など、子育て家庭が抱える課題の解決を目指します。
ミンナカはまずは100店舗展開を目標にしていますが、2025年6月現在において店舗数は2店舗であり、今後の活動に注目が集まります。
FiNANCiEでファンディングを実施
井口智明氏はコンビニ「ミンナカ」を全国展開するために、FiNANCiEにおいて『min•naka(ミンナカ)@井口智明』プロジェクトを開始しました。
このプロジェクトの参加者は、トークンを購入することでプロジェクトに活動資金を提供できると同時に、プロジェクトの成長に主体的に関わることができます。
2024年9月に開始した同プロジェクトは、2025年6月現在においてメンバー数は15,000人・時価総額は1億26,000万円を超え、アクティブコミュニティランキング7位の人気プロジェクトに成長しています。
関連記事をチェックコンビニブランド「minnaka(ミンナカ)」の特徴
井口智明氏が立ち上げたコンビニブランド「minnaka(ミンナカ)」は、子供食堂を併設した、手頃な価格で高品質な商品を販売する24時間営業のコンビニです。
一般的なコンビニとしての利用はもちろん、週3回の子供食堂の開催などを通じて、地域交流活性化の拠点として普及させる狙いがあります。
ここでは、次世代型コンビニブランド「ミンナカ」の特徴をみていきましょう。
- 価格が安い
- 最新セキュリティで夜間も安全に無人営業
- 子供食堂を併設
価格が安い
ミンナカは、店内調理や100円均一商品によって、一般的なコンビニに比べても販売商品の価格を安く抑えているのが特徴です。
実際に利用した人からも「安い」というSNSなどへの投稿が続いており、これらの声をきっかけに徐々に利用が増え始めています。
低価格の背景には、物価が高騰し続ける昨今において、安価なコンビニを創設して本当に困っている人たちに支援の手を差し伸べたいという井口智明氏の想いがあります。
店内調理でおにぎりやお弁当の低価格を実現
ミンナカの商品が他のコンビニに比べて価格が安いのは、おにぎりやお弁当といった食品を店内で調理しているためです。
例えば、おにぎり98円~・お弁当298円~で販売されており、気になる味も「おいしい」と評判です。
また、ミンナカではコストコ商品の小分け販売も行っており、欲しいものを欲しい分だけ安く買えるというのも、消費者にとって魅力的なポイントでしょう。
生活日用品も100円均一
ミンナカでは、一部の生活日用品が100円均一で販売されており、食料品以外の商品も安く購入できます。
必要最低限の生活日用品は一通り揃っているため、食料品とあわせて、簡単な買い物ならミンナカだけで十分という人もいるようです。
また、タイミングによっては立派なヒノキの木板が店頭に並ぶなど、価格だけでなくユニークな品揃えにも目が離せません。
最新セキュリティで夜間も安全に無人営業
ミンナカには、商品補充用のスタッフはいるものの、基本的には24時間無人で営業しています。
夜間も完全に無人となりますが、最新セキュリティの導入によって強盗犯や万引き犯などの入店を阻止しており、いつでも誰でも安心安全に利用可能です。
また、年齢確認に関する仕組みも導入されているため、未成年の酒・たばこの不正購入といったリスクがないのも安心材料といえるでしょう。
顔認証システム「FACE-SYSTEM」を3種類導入
完全無人運営のミンナカの安全性を支えているのは、「出前館」への導入でも話題になった最新の顔認証システムです。
ミンナカでは「FACE-SYSTEM」というシステムを3種類導入することで、防犯強化・年齢認証・購買データ分析を同時に実現しています。
具体的には、ウォークスルー型の顔認証セキュリティゲートで来店客の顔を認識し、不審者や危険な利用者の入店を阻止しつつ、公式LINEとの連携で年齢確認も可能です。
また、購買履歴や購買行動を記録してマーケティング施策にも役立てており、今後はより魅力的な商品展開に期待できるかもしれません。
子供食堂を併設
子供食堂とは、子供・保護者・地域住民に無料または低価格で食事を提供する場所で、基本的に食材の調達から提供まではボランティアによって運営されます。
ミンナカは子供食堂を併設することで、子供から大人まで安心安全に過ごせる場所を提供しつつ、地域住民の交流の拠点とすることを目指しています。
また、コンビニブースの消費期限が間近な食品を子供食堂におろしたり、近隣の飲食店に余った食材の寄付を呼びかけたりして、地域のフードロスを削減するのも狙いです。
「みんなかこども食堂」を開催
ミンナカに併設された子供食堂用ブースで開催される「みんなかこども食堂」は、予約不要・子供は無料で利用可能です。
ミンナカの子供食堂はボランティアによって成り立っており、公式SNSで食材の提供・運営ボランティア・寄付を呼びかけているため、気になる人はチェックしてみてください。
なお、TikTokで井口智明氏がミンナカや子供食堂のために奮闘する様子が投稿されたところ、若者を中心にバズり、結果として集客につながっています。
開催回数を週2回から週3回へ
ミンナカの子供食堂は当初、週2回の開催でしたが、2025年1月より週3回開催となりました。
その背景には利用者の拡大があり、子供食堂が多くの人に利用されていることが分かります。
「子供や地域住民が安心して食事ができる場所を提供したい」という井口智明氏の想いが形になりつつあるといえるでしょう。
井口智明氏が代表を務める会社の年商や年収は?
「令和の虎」初出演時に、年商40億の社長として審査員たちを驚かせた井口智明氏ですが、2025年現在の年商や年収が気になるという人も多いかもしれません。
井口智明氏は複数の法人で代表取締役を務めており、莫大な資産を持っていると推測されます。
ここでは、井口氏の現在の事業運営の状況と、気になる年商や年収についてみていきましょう。
株式会社ディアローグホールディングスとグループ会社を経営
2025年6月現在、井口智明氏は株式会社ディローグホールディングスと7つのグループ会社を経営しています。
- 株式会社ディアローグ
- 株式会社I-PLAN
- 株式会社DEAR-LOGUE COSMETICS
- 株式会社プレパレーション
- 株式会社TREE RING
- 株式会社DEAR-LOGUE beauty
- 株式会社ホットスマイル
脱サラ後、美容院の開業から始まった井口智明氏の事業は、グループ従業員数850名を超える大企業に成長しました。
株式会社ディアローグホールディングスは、企業理念として社会貢献の追求を掲げており、今後の活動にも大きな注目が集まるでしょう。
YouTube番組「通販の虎」に年商70億の社長として登場
株式会社ディアローグホールディングスの2021年決算期における年商は49億、そして2023年8月出演のYouTube番組「通販の虎」では、井口智明氏は年商70億円の社長として紹介されています。
主な収入源は建設事業や美容事業ですが、特に同番組ではヘアケア製品の通販を成功させた秘訣を語っていることから、売上の伸びは通販事業に支えられている可能性が高いです。
また、株式会社ディアローグホールディングスはグループ全体で順調な成長を続けており、今後もさらなる年商の拡大が見込まれます。
関連記事をチェック年商から予測する井口氏の年収は数億円
井口智明氏の年収は公表されていないものの、グループ会社の売上から大体の年収を推測することが可能です。
一般的に複合事業体の利益率は売上の10%~20%が相場であり、社長の年収比率は利益の20%~30%が相場です。
年商が前述の70億円であった場合、少なめに見積もっても、利益率は「70億円×10%=7億円」、社長の年収は「7億円×20%=1.4億円」となります。
反対に高めに見積もった場合は、利益率が「70億円×20%=14億円」、そして年収が「14億円×30%=4.2億円」となります。
また、オーナー経営者の年収比率はもう少し高めに設定されることもあるため、井口智明氏の年収は1.4億円~5億円ほどと推測されます。
井口智明氏とYouTube番組「令和の虎」の関係
井口智明氏といえば「令和の虎」の投資家としての活躍を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実は初出演は志願者の立場でした。
井口智明氏が志願者として投資家に投資を依頼した内容とは、どのようなものだったのでしょうか。
最後に、井口智明氏とYouTube番組「令和の虎」について見ていきましょう。
「令和の虎」に293人目の志願者として出演
井口智明氏はYouTube番組「令和の虎」に、293人目の志願者として初出演しました。
そこでは、木曾駒冷水公園に設置する大浴場の開設資金1000万円を募り、綿密に練られた事業計画によって審査員たちを唸らせた結果、希望額の出資を受けることに成功しています。
当時年商49億社長であった井口智明氏と審査員たちの議論は、理路整然かつ白熱した内容からSNSなどで話題となり、番組ファンからも好評を集めました。
投資家側で出演を開始
志願者として「令和の虎」に出演した井口智明氏は、その後、経営者としての手腕を買われて、審査員側として出演を開始しました。
井口智明氏は普段は穏やかで理知的な印象がありますが、志願者に対しては忌憚のない意見を述べ、時には事業計画について激しく追求するなど、経営者として厳しい一面を見せることもあります。
どのような事業に対しても真摯で熱意のある姿勢は多くのファンの支持を得ており、最近では「令和の虎」以外の番組にも出演するなど、タレントとしての活躍も目覚ましいです。
『minnaka(ミンナカ)@井口智明』オーナー・井口智明氏|まとめ
井口智明氏は、大学で建築学を専攻したのち大手ゼネコンに就職するも、市役所に転勤したり畑違いの美容業界で事業をスタートしたりと、多彩な経歴を持つ人物です。
独立してからは、保育園・福祉施設・木曽駒冷水公園の運営事業も展開し、特に近年は地方創生にも力を入れるなど、「人」への優しさを根本にした活動が目立ちます。
そして、その一環である次世代型コンビニブランドの展開には、FiNANCiEの『minnaka(ミンナカ)@井口智明』も深く関わっており、プロジェクトの動向にも期待が集まります。
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