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高橋陽一氏とは?「キャプテン翼」作者の学歴・年収・漫画作品を網羅

高橋陽一氏とは?「キャプテン翼」作者の学歴・年収・漫画作品を網羅

漫画家・高橋陽一氏は、サッカー漫画「キャプテン翼」の作者で、同シリーズは世界中のサッカー選手に大きな影響を与えた作品として知られています。

2019年からは、社会人サッカークラブ「南葛SC」のオーナー兼代表取締役社長に就任し、FiNANCiE(フィナンシェ)では『南葛SC』プロジェクトを運営するなど、経営者としても精力的に活動中です。

本記事では、高橋陽一氏の年齢・出身地・学歴・年収に加え、主要な漫画作品や現在の活動、さらにハーバード大学との関連性やACミランでの門前払いの噂まで、幅広く解説していきます。

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目次

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高橋陽一氏のプロフィール

高橋陽一(たかはしよういち)氏の出身地は東京都葛飾区四つ木で、生年月日は1960年7月28日、2025年10月現在の年齢は65歳にあたります。

1980年に「キャプテン翼」で漫画家デビューを果たし、同シリーズは2025年時点で累計発行部数9,000万部を突破するなど、国内外のサッカーブームを牽引してきました。

サッカー・野球・テニスをはじめスポーツ全般を愛する人物として知られ、2019年からは出身地の葛飾区を拠点とする社会人サッカークラブ『南葛SC』のオーナー兼代表取締役社長も務めています。

名前
(ふりがな)
高橋 陽一(たかはし よういち)
生年月日
(年齢)
1960年7月28日(65歳)
出身地 東京都葛飾区四つ木
学歴 東京都立南葛飾高等学校
職業 漫画家/経営者
代表作 キャプテン翼
元妻 日比野朱里氏(声優)

幼少から野球やテニスなどスポーツ全般を愛する

「キャプテン翼」の影響でサッカー愛好家のイメージが強い高橋陽一氏ですが、実は幼少期から卓球・野球・テニスなどスポーツ全般を好む人物です。

特に野球への愛着は深く、漫画家デビュー後も草野球チームを掛け持ちしていたほどで、さらに集英社のバスケットボールチームにも所属していました。

こうした豊富なスポーツ経験は、高橋陽一氏の作品にも大きな影響を及ぼしています。

最終学歴は東京都立南葛飾高等学校

高橋陽一氏の最終学歴は東京都立南葛飾高等学校で、出身地である葛飾区内の高校に進学しました。

同校は「キャプテン翼」の主人公・大空翼が通った学校のモデルとしても知られています。

南葛飾高等学校の敷地内には「キャプテン翼」の名シーンを再現した銅像が設置されており、高橋陽一氏が出身地の人々に親しまれている様子がうかがえます。

元妻は声優の日比野朱里氏

あまり知られていませんが、高橋陽一氏には2014年頃に離婚した元妻がいます。

元妻は声優の日比野朱里氏で、高橋陽一氏とはアニメ「キャプテン翼」で主人公・大空翼を演じたことをきっかけに知り合い、結婚しました。

高橋陽一氏の子供に関する情報は一切見られないため、2人の間に子供はいないと推測されます

【連載漫画】高橋陽一氏の作品一覧

1980年に「週刊少年ジャンプ」でデビューした高橋陽一氏は、同誌を中心に数多くの名作を発表してきました。

サッカー漫画の印象が強い一方で、野球を題材にした「エース!」やボクシング漫画「CHIBI」など、サッカー以外のスポーツ漫画も多数手掛けています。

こうしたスポーツへの深い造形に加え、王道展開のラブコメ要素が強いことも、高橋陽一氏の漫画作品の特徴です。

ここでは、連載漫画を中心に、高橋陽一氏の主な作品一覧を見ていきましょう。

高橋陽一氏の連載漫画一覧
  • キャプテン翼
  • 翔の伝説
  • エース!
  • CHIBI
  • -蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!
  • ハングリーハート WILD STRIKER
  • 誇り-プライド-
  • ブラサカブラボー

キャプテン翼

デビュー作にもあたる「キャプテン翼」は、2025年現在、50以上の国や地域で読まれる高橋陽一氏の代表作となっています。

主人公・大空翼のサッカーへの情熱と成長を描いた物語で、その成長にあわせて「ワールドユース編」「海外激闘編」「ライジングサン」などのシリーズが展開されました。

連載開始当時は日本サッカーがメジャーではありませんでしたが、「キャプテン翼」の連載開始から7年間で国内サッカー人口が約30万人から約64万人以上に増加するなど、国内のサッカーブームに大きな影響を与えました。

この漫画を読んでサッカーを始めた選手の中には、日本の中田英寿選手や本田圭佑選手に加え、海外のメッシ選手やネイマール選手も含まれ、国内外のサッカー界に与えた影響は計り知れません。

翔の伝説

「翔の伝説」は、「キャプテン翼」第1作の連載終了後、1988年から1989年にかけて連載された作品です。

テニスを題材にしたスポーツ漫画で、主人公の少年・翔が日本一のテニス選手を目指して成長していく姿が描かれています。

テニス愛好家でもある高橋陽一氏の熱意が詰まった作品で、2018年からは「ジャンプコミックスDIGITAL」として電子書籍も発行されました。

エース!

野球をテーマにした「エース!」は、1989年から1991年にかけて連載され、単行本全9巻が刊行されました。

悲しい過去から野球を離れた主人公・相羽一八が、転校先の小学校で弱小野球部に入部し、仲間とともに区大会出場を目指して切磋琢磨していくストーリーです。

「エース!」の作中では、高橋陽一氏の出身である葛飾区がたびたび登場するほか、高橋氏が経験した軟式野球の球種も反映され、特に野球ファンから熱い支持を受けました。

CHIBI

1992年から1993年にかけて連載された「CHIBI」は、ボクシングをテーマにした作品です。

年齢の割に身長が低い主人公・仲本智が、ある日ボクシングに出会い、いじめっ子たちと対峙しながら、選手として、そして人間として成長していく姿が描かれています

「CHIBI」は単行本全6巻が刊行されており、2018年からは電子書籍でも楽しめるようになっています

-蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!

「-蹴球伝-フィールドの狼 FW陣!」は1999年に連載されたサッカー漫画で、単行本全2巻は電子書籍化もされています。

「キャプテン翼」がMFを主人公とするのに対し、本作の主人公・刃向陣はストライカーを務め、出身地である香川県から全国大会出場を目指すストーリーです。

また、物語のラストには大空翼がゲスト出演するなど、「キャプテン翼」とリンクした世界観でも話題を集めました。

ハングリーハート WILD STRIKER

「ハングリーハート WILD STRIKER」は、2002年から2004年にかけて秋田書店の「チャンピオン」で連載されたサッカー漫画です。

国内FW選手不足の解消を目的に連載が開始され、主人公にはMFの兄にコンプレックスを持つストライカー・叶恭介が設定されました。

また、アニメ化を前提としていた点も本作の特徴で、地上波では2002年10月から2004年2月にかけてフジテレビ系列で全52話が放映されました。

誇り-プライド-

「誇り-プライド-」は2011年から2013年にかけて、日本文芸社の週刊漫画ゴラクで連載された大人向けのサッカー漫画です。

これまでの王道展開的なサッカー漫画とは一線を画し、大きな挫折を味わってもなお夢を追い求める青年たちの苦悩や戦いがリアルに描かれています。

本作品は単行本全4巻が刊行され、電子書籍でも楽しめるようになっています。

ブラサカブラボー

「ブラサカブラボー」はブラインドサッカーをテーマにしており、週刊ヤングジャンプも発行に関わった「TOKYO 2020 PARALYMPIC JUMP パラリンピックジャンプ」に連載されました。

2020年開催の東京オリンピックに向けて連載された作品で、作中では東京パラリンピックで金メダル獲得を目指す3人の主人公たちのストーリーが展開されます。

現実とリンクした舞台設定やブラインドサッカーのリアルな裏事情が描かれた本作は、全1巻の単行本として刊行されています。

【短編漫画】高橋陽一氏の作品一覧

初期の高橋陽一氏の作品群には、短編漫画も多く含まれます。

バスケットボールやスキージャンプなど、高橋陽一氏の豊富なスポーツ経験を活かした作品が多い点が、短編漫画作品群の特徴といえます。

ここでは、高橋陽一氏の主な短編漫画作品を見ていきましょう。

高橋陽一氏の短編漫画一覧
  • 100Mジャンパー
  • BASUKE-バスケ-
  • キーパーコーチ
  • 攻・守!-KOSHU!-
  • 北壁ダウンヒラー
  • 昴(すばる)
  • 初恋同士
  • 轟元太一本勝負

100Mジャンパー

「100Mジャンパー」は、1984年頃に発表された短編読み切り漫画作品です。

スキージャンプをテーマにしており、主人公・北斗千春と幼馴染・中森みゆきの恋模様も描かれています。

この作品が収録された単行本「100Mジャンパー」は現在絶版ですが、続編にあたる「卒業-100Mジャンパー2-」は、単行本「ボクは岬太郎 高橋陽一短編集」で読むことが可能です。

BASUKE-バスケ-

「BASUKE-バスケ-」はバスケットボールをテーマにした作品で、高橋陽一氏が当時所属していた集英社のバスケチームがモデルと考えられています。

バスケに青春をかける中学生3人を軸に、恋愛・友情・家族愛が丁寧に描かれている点が印象的です。

本作品は単行本「ボクは岬太郎 高橋陽一短編集」に収録され、電子書籍でも楽しめるようになっています。

キーパーコーチ

「キーパーコーチ」は、高橋陽一氏のサッカー漫画の中でもゴールキーパーを主人公に据えた数少ない作品です。

怪我をきっかけにプレイヤーからキーパーに転向した水沢清人のサッカーへの情熱と青春が描かれています。

本作品は単行本「キーパーコーチ」に収録されており、手に取って読むことができます。

攻・守!-KOSHU!-

「攻・守!-KOSHU!-」はサッカーをテーマにした作品で、1999年に刊行された単行本「キーパーコーチ」に収録されています。

安永守・三島攻作という2人の主人公が、サッカーと恋人をめぐって火花を散らす姿が描かれています。

怪我による挫折や失恋といった重いテーマも含まれ、大人向けのサッカー漫画として高く評価されました。

北壁ダウンヒラー

「北壁ダウンヒラー」は、週刊少年ジャンプ1989年18号に掲載された短編読み切り漫画作品です。

単行本未収録作品であるため、高橋陽一氏の初期作品の中でも幻の存在となっています。

2017年4月1日には、この作品が収録された週刊少年ジャンプがWebサイト「少年ジャンプ+」で24時間限定で配信されました。

今後もこうした機会がある可能性があるため、気になる人は公式情報をこまめにチェックしておくとよいでしょう。

昴(すばる)

「昴(すばる)」はボクシングをテーマにした作品で、ボクシング部に所属する高校生・本木昴の戦いが描かれています。

また、昴が憧れるマドンナ・篠原葉子と、彼を献身的に支えるマネージャー・磯崎香のWヒロインが登場するなど、高校生たちの三角関係も見どころです。

本作品は単行本「100Mジャンパー」に収録され、電子書籍としても読むことが可能です。

初恋同士

「初恋同士」は、高橋陽一氏の作品の中でもめずらしい女性主人公が活躍する作品です。

男子にも引けを取らない実力を持つ主人公・聡美の剣道への情熱を軸にした、王道のラブコメストーリーになっています。

単行本「100Mジャンパー」に収録されているため、気になる人は古本などで探してみるとよいでしょう。

轟元太一本勝負

「轟元太一本勝負」も単行本「100Mジャンパー」に収録されました。

柔道をテーマにしたスポーツ漫画で、名門柔道部の再興を目指す主人公・轟元太の奮闘が描かれます。

迫力あるコマ割りや動きを感じさせる線画など、スポーツ漫画を得意とする高橋陽一氏の真骨頂といえる作品でしょう。

【漫画以外】高橋陽一氏の作品一覧

高橋陽一氏は、小説執筆やLINEゲームの開発、キャラクターデザインなど、漫画以外の分野でも活躍しています。

ここでは、漫画以外の高橋陽一氏の作品一覧を見ていきましょう。

小説

高橋陽一氏は、2008年に「ゴールデンキッズ」、2011年に「サッカー少女楓」という小説作品を発表しています。

「ゴールデンキッズ」はゴマブックス株式会社の発行で、ゴールキーパーを主人公にした物語となっています。

「サッカー少女楓」は講談社より刊行されており、元なでしこジャパンの澤穂希選手をモデルにした作品としても話題を集めました。

LINEゲーム

高橋陽一氏は、2025年1月にリリースされたLINEゲーム「キャプテン翼 -RIVALS- on LINE」の制作にも関わっています。

「Telegram」上でリリースされたものをLINE上でリニューアルしたゲームで、キャラクターカードの育成を楽しめる内容です。

FiNANCiEではこのゲームを応援するプロジェクトとして『GOAL TOKEN』が進行中となっています。

同プロジェクトでは、サポーターにゲームの最新情報や攻略情報がシェアされるほか、ファン同士の交流やディスカッションも楽しめるなど、ゲームを起点としたコミュニティ活動が行われています。

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キャラクターデザイン

高橋陽一氏は、オンライントレーディングカードアーケードゲーム「三国志大戦」をはじめ、さまざまなキャラクターのデザインも手がけています。

「三国志大戦」ではSR孫堅とEX(SR)孫権のキャラクターをデザインし、往年のファンはもちろん三国志大戦ファンも喜ばせました。

その他にも、WOWOWのオリジナルサッカーキャラクター「カラマール」や、仏・プロサッカークラブ「グルノーブル・フット38」のイメージキャラクターなどが代表例として挙げられます。

大谷翔平グッズの制作も

高橋陽一氏は、もともと東京を拠点にしていた北海道日本ハムファイターズの大ファンとして知られており、2017年には、当時同球団に所属していた大谷翔平選手のグッズ制作に携わりました

11種14アイテムには大谷翔平選手の二刀流が10頭身であらわされ、高橋陽一氏のファンはもちろん、大谷選手のファンにも好評を博しています。

このとき、高橋氏は大谷選手の実力を絶賛し、メジャー挑戦を表明したばかりの同氏にエールを送っています。

高橋陽一氏の年収と総資産

デビュー作「キャプテン翼」が世界的なヒットを記録した高橋陽一氏は、2025年現在においても高額な年収と総資産を有しています

ここでは、高橋陽一氏の年収や総資産の詳細を確認していきます。

年収は推定1億円以上

高橋陽一氏の年収について、公式の情報は見られません。

ただし、2025年現在も「キャプテン翼 ライジングサン FINALS」をWeb連載しており、原稿料などの収入があると考えられます

さらに、「キャプテン翼」はゲームやイベントとのタイアップも多く、版権使用料も加味すると、年収は1億円以上と推定されます

総資産は推定数十億円以上

高橋陽一氏の総資産についても具体的な情報はありませんが、数十億円を下らないと見られています。

「キャプテン翼」は全世界でシリーズ累計発行部数9,000万部を突破しており、この印税だけで約36億円の収益をあげました。

さらに、2025年現在もアニメやゲームなどの版権使用料による収入があることから、総資産が数十億円以上という情報には十分な信憑性があります。

高橋陽一氏の現在の活動

高橋陽一氏は2024年に漫画家引退を表明して驚かせましたが、2025年現在でもWeb上でネーム連載を続けており、実質的には現役で活動しています。

ここでは、高橋陽一氏の現在の主な活動として2020年代の軌跡を追っていきます。

2021年:現・公益財団法人「キャプテン翼財団」を設立

高橋陽一氏は2021年に、一般財団法人「キャプテン翼財団」を設立しました。

この組織はスポーツと漫画を軸にした社会貢献事業を目的としており、子供向けのサッカー教室や講演・イベントなどを開催するほか、高橋陽一氏の原画や公刊物の保存・継承にも尽力しています。

同財団は2025年より公益財団法人に移行しており、高橋陽一氏が会長を務めています。

2023年:日本サッカー殿堂を受賞

2023年に高橋陽一氏は、第19回日本サッカー殿堂を受賞し、サッカー経験がないにもかかわらず異例の掲額者入りを果たしました。

受賞の理由として、「キャプテン翼」を通して国内外にサッカーの魅力を発信し、世界のトップ選手たちを数多く輩出するきっかけになったことなどが挙げられます。

高橋陽一氏は自身のX(旧Twitter)アカウントにて、40年にわたる連載を振り返りながら、受賞した喜びを綴りました。

2024年:漫画家引退を表明

高橋陽一氏は、2024年4月「キャプテン翼マガジンvol.20」の連載終了をもって漫画家を引退することを表明し、世間を驚かせました。

一方で、集英社公式サイト「キャプテン翼WORLD」では、鉛筆での下書きであるネーム形式で「キャプテン翼」の完結を目指すことを宣言し、2025年現在においても実質的に現役漫画家といえる状態です。

ネーム形式でのWeb連載に切り替えた理由として、ペン入れなど身体的負担の大きな作業を省略するためと語っており、「キャプテン翼」の完結に向けた前向きな引退であることがうかがえます。

2024年:第9回澄和Futurist賞を受賞

2024年に高橋陽一氏の第9回澄和Futurist賞受賞が発表され、ファンを喜ばせました。

同賞を開催する一般財団法人澄和は、世界平和や自然との調和に向けた活動を行う組織となっています。

高橋陽一氏は、40年以上にわたる「キャプテン翼」の連載や、作中テーマである世界平和を体現する取り組みが評価され、受賞の運びとなりました。

高橋陽一氏と南葛SCの歩み

南葛SCは「キャプテン翼」の主人公・大空翼が小学校時代に所属していた選抜チームと同名の社会人サッカークラブで、2011年に設立されました。

「葛飾区からJリーグへ!」をチーム目標に掲げ、2019年にオーナー兼代表取締役社長に就任した高橋陽一氏とともに、さまざまなプロジェクトに挑戦しています。

ここでは、高橋陽一氏と南葛SCの歩みを追っていきましょう。

2013年:高橋陽一氏が南葛SCの後援会長に就任

高橋陽一氏は2013年、当時「葛飾ヴィトアード」と呼ばれていた南葛SCの後援会長に迎え入れられました。

高橋陽一氏に白羽の矢が立ったのは、サッカークラブの拠点である葛飾区の出身で、かつサッカーに縁の深い人物だったためと考えられます。

同年には「キャプテン翼」にちなんでクラブ名が南葛SCに改名され、ここから高橋陽一氏と同クラブはプロリーグ入りを目指して歩み始めました。

2019年:株式会社南葛SCを設立・オーナー兼代表取締役社長に就任

2019年には、南葛SCの運営法人組織として株式会社南葛SCが設立され、高橋陽一氏がオーナー兼代表取締役社長に就任しました。

これにより、トップチームの運営体制が整い、南葛SCは本格的なJリーグ参入に向けて動き出しました。

2025年現在は関東1部リーグに所属しており、漫画の中で誕生した南葛SCが現実のJリーグ参入を果たせるか、大きな注目を集めています。

2021年:FiNANCiEで『南葛SC』プロジェクトをスタート

南葛SCはさらなる活動拡大を目指し、2021年にFiNANCiEで『南葛SC』プロジェクトを開始しました。

本プロジェクトで発行されるトークンの売上はクラブチームの運営費に充てられるほか、サポーターにもトークン保有数に応じた特典が付与され、チームとファンをつなぐ「応援の証」として活用されています。

2025年10月時点のメンバー数は3,800人で、時価総額3,400万円以上を達成するなど、熱心なサポーターが支える活気あるプロジェクトとなっています。

なお、南葛SCは2023年よりホームスタジアムの建設に向けて動き始めており、今後は本プロジェクトと連動したイベントが実施される可能性もあります。

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高橋陽一氏にまつわる3つの噂

「キャプテン翼」のヒットにより世界中で名を知られる高橋陽一氏には、驚くような噂も数多くあります

ここでは、高橋陽一氏にまつわる3つの噂を解説し、あわせてその真相にも迫ります。

高橋陽一氏はハーバード大学出身?

Googleで高橋陽一氏を検索すると、「ハーバード大学」という言葉と一緒に表示されることがありますが、これは「高橋洋一」という人物との混同によるものです。

高橋洋一氏はハーバード大学出身の医師で、名前が似ており、出身地も近いことから、高橋陽一氏と取り違えられたと考えられます。

なお、前述の通り高橋陽一氏の最終学歴は東京都立南葛飾高等学校であり、ハーバード大学を含め、どこかの大学に進学した事実はありません。

高橋陽一氏はACミランに門前払いされた?

高橋陽一氏が漫画制作のために、イタリアのミラノを拠点とするプロサッカークラブ「ACミラン」を取材した際、門前払いされそうになったことは事実です。

しかし、高橋陽一氏が「キャプテン翼」の作者だと分かると、途端に取材許可が下りただけでなく、VIP待遇で迎えられたそうです。

また、スタジアムで練習中だったACミランの選手たちが高橋陽一氏のもとに駆け寄り、サインを求めたとも伝えられています。

このエピソードからは、「キャプテン翼」が国内外のサッカー選手に与えた影響の大きさがうかがえます。

高橋陽一氏の絵は下手?

感じ方に個人差はあるものの、高橋陽一氏の絵が下手だという評価が一定数存在することは事実です。

高橋陽一氏の描くキャラクターは15頭身や10頭身など現実離れした体型が多く、スケール感を無視した表現も少なくありません。

一方で、効果線や遠近表現には狂いがないことから、高橋陽一氏は絵が下手なのではなく、あえてデフォルメすることでスポーツ漫画における躍動感や迫力を表現していると考えられます。

リアリティよりも漫画表現としての面白さを優先した結果であり、「絵が下手」という評価は必ずしも正当とはいえません。

『南葛SC』オーナー・高橋陽一|まとめ

高橋陽一氏は、自身のデビュー作「キャプテン翼」を40年以上にわたって連載し続け、国内のみならず海外のトップサッカー選手にも大きな影響を与えた漫画家です。

2019年からは出身地に拠点を置く「南葛SC」のオーナー兼取締役社長として精力的に活動しており、その一環として2021年にはFiNANCiEで『南葛SC』プロジェクトを立ち上げました。

同プロジェクトにはサポーター限定の特典も多数用意されているので、高橋陽一氏や南葛SCの活動に興味がある人は、あわせてチェックしてみてください。

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