コミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方と報酬の受け取り方

FiNANCiE(フィナンシェ)のサービスを利用する際によく耳にする「コミュニティトークンホールディング(CTH)」ですが、「仕組みややり方が分からない」という方も多いのではないでしょうか。
コミュニティトークンホールディングを上手に活用すれば、不労所得を獲得できるなど、利用者はさまざまな面で還元を受けられます。
本記事では、コミュニティトークンホールディングのやり方や報酬の受け取り方について解説していくので、FiNANCiEをスムーズに楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
目次
- コミュニティトークンホールディング(CTH)とは
- フィナンシェトークン(FNCT)とコミュニティトークン(CT)の違い
- コミュニティトークンホールディング(CTH)参加のメリット
- コミュニティトークンホールディング(CTH)の流れ
- コミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方
- コミュニティトークンホールディング(CTH)の報酬の受け取り方
- 報酬のフィナンシェトークン(FNCT)をたくさんもらう方法
- フィナンシェトークン(FNCT)の使い道
- コミュニティトークンホールディング(CTH)の注意点
- コミュニティトークンホールディング(CTH)に関するよくある疑問
- コミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方|まとめ
コミュニティトークンホールディング(CTH)とは
コミュニティトークンホールディング(CTH)とは、次世代型クラウドファンディング「FiNANCiE」で2023年3月より開始された新機能です。
コミュニティトークン(CT)をホールドしてFiNANCiEコミュニティの活性化に貢献したサポーターに対し、そのホールド数に応じて、報酬としてフィナンシェトークン(FNCT)が付与されます。
まずは、コミュニティトークンホールディングの概要についてみていきましょう。
コミュニティトークンホールディングの目的
コミュニティトークンホールディングの目的は、FiNANCiEの成長を支えているユーザーに価値ある還元を提供しつつ、さらなるFiNANCiEの活性化につなげることです。
クラウドファンディングにおいてサポーターのメリットが薄くなると、支援活動へのモチベーションが低下してしまい、プロジェクトそのものが頓挫しかねません。
そこでコミュニティトークンホールディングでは、貢献度の高いサポーターに価値ある還元を行い、プロジェクト参加へのモチベーションを高めてもらいながら、コミュニティの活性化ひいてはFiNANCiEの成長につなげる狙いがあります。
コミュニティトークンホールディングの仕組み
コミュニティトークンホールディングは、毎月報酬プールの10%にあたるフィナンシェトークンを、「アクティブコミュニティランキング」上位50%のコミュニティのサポーターで山分けする仕組みです。
たくさんのコミュニティトークンをホールドして、コミュニティの活性化に大いに貢献したサポーターほど、多くの報酬を受け取れます。
受け取ったフィナンシェトークンは、新たなコミュニティトークンの購入やガバナンスの参加などに利用でき、これらを通してFiNANCiEの成長を加速化させることで、サポーターへの還元がますます大きくなるという循環型システムが構築されています。
参加に必要なもの
コミュニティトークンホールディングへの参加には、FiNANCiE独自のトークン「コミュニティトークン」と、「ウォレット」という2つのアイテムが必要です。
「ウォレット」とは、仮想通貨(暗号資産)を保管するための「財布」で、コミュニティトークンホールディングの報酬を受け取る際に必須となります。
コミュニティトークンホールディングに関連するアイテムとして「フィナンシェトークン」も有名ですが、こちらに関しては最初は持っていなくても問題ありません。
関連記事をチェックフィナンシェトークン(FNCT)とコミュニティトークン(CT)の違い
コミュニティトークンホールディング(CTH)に大きく関わるのが、「フィナンシェトークン(FNCT)」と「コミュニティトークン(CT)」という2つのトークンです。
それぞれ用途や流通範囲、そしてコミュニティトークンホールディングとの関わり方に違いがあるため、しっかりと区別しておきましょう。
フィナンシェトークン
フィナンシェトークンとは、仮想通貨の一種でトークン発行型クラウドファンディングプラットフォーム「FiNANCiE」の基盤となるトークンです。
FiNANCiEのさまざまなサービスに利用可能で、例えば、コミュニティトークンの購入・特典の取得・コミュニティへの寄付といった幅広い用途があり、フィナンシェトークンの流通が活発化するほど、FiNANCiE全体が活性化していきます。
コミュニティトークンホールディングにおいては、フィナンシェトークンは参加者への報酬として利用されています。
仮想通貨取引先所での売買が可能
フィナンシェトークンは「イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン」と「ポリゴン(Polygon)ブロックチェーン」の2つに存在する仮想通貨であり、「コインチェック」のような仮想通貨取引所での売買が可能です。
他の仮想通貨と比べると、取引手数料が低くて取引速度が速いため、仮想通貨の入門編としても利用しやすく、ユーザーは低コストかつスピーディーな取引を楽しめます。
2024年には最高額の0.0064ドル(約0.98円)を記録したものの、その後は0.3円~0.4円前後(2025年2月時点)をキープしており、最高値から下落はしたものの比較的安定した推移と言えるでしょう。
関連記事をチェックコミュニティトークン
コミュニティトークンは、FiNANCiEで実施されているクラウドファンディングのコミュニティごとに発行されるトークンです。
各プロジェクトの資金調達アイテムとして活用されており、各コミュニティのオーナーから発行されたコミュニティトークンを、理念などに共感したサポーターが購入することでコミュニティが成長し、プロジェクトが成功に近づきます。
フィナンシェトークンがFiNANCiE全体を盛り上げるトークンであるのに対し、コミュニティトークンは個別のプロジェクトを応援するためのトークンと理解しておきましょう。
FiNANCiE以外での利用は不可
コミュニティトークンは、フィナンシェトークンと違って仮想通貨にはあたらず、仮想通貨取引所での売買はできません。
コミュニティトークンは、株式を含む有価証券、前払式支払手段、法定通貨または暗号資産(仮想通貨)いずれでもありません。そのため、本規約等に基づいて本サービスにおいて利用する以外には、一切ご利用いただけません。出典:FiNANCiE
流通範囲はFiNANCiE内に限定されており、株式のような利用方法や日本円をはじめとする法定通貨のように決済・貯金・送金することも不可能です。
あくまでFiNANCiEで実施されている個々のプロジェクトを盛り上げるためのアイテムであり、FiNANCiEのマーケットプレイスでの売買取引は可能ですが、FiNANCiEのサービス外では実質価値を持たないことに留意しましょう。
関連記事をチェックコミュニティトークンホールディング(CTH)参加のメリット
コミュニティトークンホールディング(CTH)に参加することで、ユーザーは、金銭的な報酬をはじめとするさまざまなメリットを受けられます。
コミュニティトークンホールディングの主なメリットを解説します。参加を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
不労所得の獲得
不労所得とは直接的な労働をせずに得られる収入のことで、例えば、マンション・アパートといった不動産の持ち主が得られる家賃収入や、株式の配当金、Webサイトの広告収入などが代表的です。
コミュニティトークンホールディングで報酬として付与されるフィナンシェトークンは、仮想通貨取引所を介して現金化することもでき、不労所得に該当します。
報酬の受け取りには一定の条件はあるものの、上手に活用すれば定期的な収入源にすることも可能でしょう。
サポーター意識の向上
一般的に投資活動は個人プレーになりがちですが、コミュニティトークンホールディングを成功させるにはコミュニティのメンバー全員で協力する必要があるため、サポーター意識が強くなりやすいのが特徴です。
メンバーそれぞれの活動がコミュニティの成長に直接的に反映され、その貢献度が目に見える形で全員に還元されることで、強い帰属意識や充実感を味わえるでしょう。
即物的な価値にとどまらず、このような精神的充足感を得ながら楽しんで資産形成できる点も、コミュニティトークンホールディングの大きな魅力と言えます。
FiNANCiE全体の活性化
コミュニティトークンホールディングは、サポーターへの還元を通じてFiNANCiE全体の活性化を図る仕組みであり、FiNANCiEが成長するほど基盤となるフィナンシェトークンの価値も高まります。
平たく言えば、コミュニティトークンホールディングによりフィナンシェトークンの価格高騰が見込まれ、結果として仮想通貨取引所での高値売却が可能になります。
つまり、コミュニティトークンホールディングに参加すると、ユーザー自らフィナンシェトークンの価格を上昇させ、ひいては資産獲得にもつなげられるかもしれません。
コミュニティトークンホールディング(CTH)の流れ
コミュニティトークンホールディング(CTH)の流れは大まかに、以下4つのステップで構成されています。
- 好きなコミュニティトークンを購入する
- コミュニティトークンをホールドする
- コミュニティを成長させる
- 報酬を受け取る
やり方の詳細を知る前に、まずはコミュニティトークンホールディングの大まかな流れについて理解しておくとよいでしょう。
好きなコミュニティトークンを購入する
コミュニティトークンホールディングに参加するには、まずFiNANCiEのアプリまたはWebブラウザから、「コミュニティトークン」の購入が必要です。
自分が応援したいプロジェクトや参加したいコミュニティを選ぶことが何よりですが、報酬アップを狙うには、月々のアクティブコミュニティランキング上位に入りそうなコミュニティを狙いましょう。
例えば、メンバー数が多いコミュニティや、コミュニティを盛り上げるためのイベントが頻繁に実施されているコミュニティ、世間的に注目度の高いプロジェクトは上位をキープしやすく、大きな報酬獲得のチャンスがあります。
コミュニティトークンをホールドする
続いて、購入したコミュニティトークンをホールドします。ホールドとは、トークンの売買・譲渡をしないと宣言することで、Web版FiNANCiEからの手続きが簡単です。
ホールドするトークンの数は自身で自由に設定でき、例えば100トークン保有しているうち、30トークンだけホールドしても構いません。
ただし、報酬はトークンのホールド数に応じて増減するため、多くのトークンをホールドしたほうが有利になります。
コミュニティを成長させる
トークンのホールド後は、サポーターとしての活動を行いながらコミュニティを成長させ、毎月のアクティブコミュニティランキング上位50%を目指しましょう。
具体的には、メンバーを招待してサポーター数を増やすことや、投票企画などのイベントへの積極的な参加が重要です。
このような各サポーターの頑張りは、各コミュニティの成長度合いを表す「成長ポイント」に換算され、獲得した合計成長ポイントの比率に応じてフィナンシェトークンがコミュニティに分配されます。
報酬を受け取る
報酬付与の条件をクリアしたコミュニティおよびサポーターには、報酬としてフィナンシェトークンが分配されます。
毎月フィナンシェトークンを受け取るには、アクティブコミュニティランキングで上位をキープし続ける必要があり、その分サポーターたちも頑張らなくてはなりません。
なお、報酬を受け取るには、仮想通貨ウォレットでのログインや送金といった操作が必要であるため、忘れずに行いましょう。
コミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方
コミュニティトークンホールディング(CTH)に参加する場合、FiNANCiEアプリやWeb版FiNANCiEだけでなく、仮想通貨ウォレットのアプリやFNCT.xyzなど、複数のツールやWebサイトを使用する必要があります。
ここからは、コミュニティトークンホールディングのやり方の詳細を解説していきますので、実践で戸惑わないためにも、ぜひ目を通してみてください。
FiNANCiEアカウントを作成する
FiNANCiEを初めて利用する方は、まず使用している端末のアプリストアから「FiNANCiE」アプリをインストールし、アプリを起動させたらメールアドレスを登録します。


すると、登録したメールアドレスに「認証番号」が届くので、次の画面で認証番号を入力して「認証する」ボタンを押しましょう。


ここからの工程は任意ですが、ポイント購入に使うクレジットカードや売上金の受け取りに使う銀行口座などの登録まで済ませておくと、後ほどの工程がスムーズに進みます。


コミュニティトークンを検索・購入する
コミュニティトークンの購入にはフィナンシェポイント(FiNANCiEポイント)が必要なので、アカウントページ内にある「FiNANCiEポイント/売上金」からポイント購入の手続きに進みましょう。


次に、「FiNANCiEポイント/売上金」ページ内の「ポイント購入」をタップすると、ポイント購入方法を選択する画面が表示されるので、希望の方法を選択したうえで決済に進みます。


続いて、アプリ画面下部に表示される「ランキング」「カレンダー」などのアイコンから興味のあるコミュニティを探してください。
そして、トークンを購入したいコミュニティを見つけたら、コミュニティ内にあるマーケットプレイスを開きます。


マーケットプレイスの「購入」ボタンをタップすると取引詳細が表示されるので、支払額の欄に希望のポイント数を入力します。なお、購入できるトークン数は支払額に合わせて自動で決まるため、入力は不要です。


最後に、支払額や注意事項などを確認して問題がなければ、「購入」ボタンをタップして手続きを完了させましょう。


仮想通貨ウォレットを作成する
FiNANCiEでフィナンシェトークン決済を使うには仮想通貨ウォレットが必要であるため、持っていない場合は新規作成しましょう。
仮想通貨ウォレットにはさまざまな種類がありますが、FiNANCiEユーザーをはじめ多くのユーザーに利用されているのが「メタマスク(MetaMask)」です。


パソコン・iOS・Androidなど使用するデバイスによって多少の手順は異なりますが、画面の指示に従いながらパスワードとシークレットリカバリーフレーズを設定していくことで、ウォレット作成は完了します。
FNCT.xyzに仮想通貨ウォレットでログインする
Web上のFNCT.xyzにアクセスしたら、画面右上のメニューから「ログイン」し、続いて「ウォレットでログイン」を選択してください。


そして、作成したウォレットの種類(メタマスクなど)を選択すると、ウォレットが立ち上がります。


ウォレットが立ち上がると、接続の許可や確認を求めるメッセージが順に表示されるので、内容を確認しながら「接続」や「確定」をタップし、ウォレットでのログインを完了させましょう。
ウォレットとFiNANCiEアカウントを連携する
ウォレットでのログインが完了したら、ダッシュボード画面の「FiNANCiEアカウントを連携する」から「FiNANCiEアカウントを連携」を選択しましょう。


そして、「FiNANCiEアカウントを連携」ボタンをタップすると、アカウント連携の許可を求めるメッセージが表示されるので、内容を確認したうえで「許可する」をタップします。


以上でウォレットとFiNANCiEアカウントを連携する手続きは完了です。
Web版FiNANCiEでホールドする
続いてはWeb版FiNANCiEにアクセスし、参加しているコミュニティ一覧や検索からトークンをホールドしたいコミュニティのホーム画面を開き、画面中央の「コミュニティトークンホールド」を押します。


次の画面では「ホールドするトークン数」を入力し、トークンをホールドしましょう。


トークンをホールドすると確認画面に移行するので、ホールド内容や注意事項をしっかりと確認したうえで、「確定」ボタンを押してください。


コミュニティトークンホールディング(CTH)の報酬の受け取り方
コミュニティトークンホールディング(CTH)の報酬を利用するには、所定の受け取り手続きが必要です。
ここからは、コミュニティトークンホールディングの報酬であるフィナンシェトークン(FNCT)の受け取り方について、解説していきます。
コミュニティトークンホールディングへの参加を検討している方は、忘れずにこちらもチェックしてください。
FNCT.xyzに仮想通貨ウォレットでログインする
報酬を受け取るためには、先に紹介した「FNCT.xyzに仮想通貨ウォレットでログインする」と同じ手順でFNCT.xyzにログインし、メニューの中にある「報酬受取」を選択します。


すると、累計の報酬額や受け取り前の報酬などフィナンシェトークンに関する情報が表示され、受け取り可能な報酬がある場合には、フィナンシェトークンの報酬額の下方に「受取申請(Claim)」というボタンが出現します。


「受取申請(Claim)」から「ウォレットに送金」を選択する
先ほどもお伝えしたように、受け取り可能な報酬がある場合、フィナンシェトークンの報酬額と併せて「受取申請(Claim)」というボタンが表示されるので、ボタンをタップして受取申請に進んでください。


「受取申請(Claim)」をタップした後は、「ウォレットに送金」ボタンを選択し、確認事項のボックスにチェックを入れたうえで「確認」をタップすれば、受取申請は完了です。
なお、申請時には手数料としてガス代(MATIC)が必要となるため、あらかじめ準備しておきましょう。
仮想通貨ウォレットに報酬をインポートする
続いて、FNCT.xyzで受け取ったフィナンシェトークンを仮想通貨ウォレットに認識させるため、ウォレット画面の「トークンをインポート」をタップします。


そして、次の画面では「トークンコントラクトアドレス」入力欄にフィナンシェトークンのコントラクトアドレスを入力しましょう。


コントラクトアドレスとは契約情報に関するアドレスであり、ブロックチェーンによって異なりますが、ポリゴン上のフィナンシェトークンのコントラクトアドレスは下記を使用できます。
上記のコントラクトアドレスを入力したら、「次へ」ボタンと「インポート」ボタンをタップしていき、手続きを完了させてください。
ウォレット画面に戻ったときに、ポリゴンブロックチェーン上に受け取った分の報酬額が表示されていれば、報酬のインポートは成功です。


一方、受け取れる報酬がない場合には「0FNCT」と表示されます。
報酬のフィナンシェトークン(FNCT)をたくさんもらう方法
報酬であるフィナンシェトークン(FNCT)をたくさんもらえるのは、アクティブコミュニティランキング上位50%の中でも成長度合いが大きいコミュニティに所属する、ホールド率が高いサポーターです。
コミュニティトークンホールディング(CTH)による報酬の付与では、コミュニティ全体の成長度と個人の貢献度の両方が重視されるため、2つのステータスをバランスよく上げていかなければなりません。
ここでは、コミュニティトークンホールディングで報酬をたくさんもらうためのポイントを解説していきます。
コミュニティトークンの保有数を増やす
同じコミュニティ内であっても、コミュニティトークンのホールド数が多いサポーターほど、たくさんの報酬をもらえます。
ホールド数の計算は、コミュニティトークンのホールド量と該当月のホールド日数割合で決まるため、コミュニティトークンをできる限り「たくさん」「長く」ホールドするのが報酬アップのポイントです。
なお、単純にコミュニティトークンをたくさん持っているだけでは報酬はもらえないため、ホールドの手続きと報酬の受け取りを忘れないでください。
「アクティブコミュニティランキング」上位を目指す
コミュニティの活動量や成長度を計測したランキング「アクティブコミュニティランキング」の上位50%のうち、成長度合いが高いコミュニティほど、たくさんの報酬をもらえます。
コミュニティとして成長し続けることが報酬アップの秘訣であるため、オーナーは常に魅力的なプロジェクト活動を提案し、サポーターには持続的な支援が求められるでしょう。
なお、効率よく上位を狙うには、アクティブコミュニティランキングの4つの判定基準を理解することも大切です。
「アクティブコミュニティランキング」の判定基準
「アクティブコミュニティランキング」の判定基準は、以下の4項目です。
- コミュニティトークンマーケット状況
- サポーター増加数
- トークン投票の実施状況
- リワードイベントの実施状況
コミュニティトークンの購入数とサポーター数が多く、FiNANCiEアプリの機能である「トークン投票」や「リワード・プレミアムリワードのイベント」の利用数が多いコミュニティほど、「成長ポイント」が多く付与されます。
成長ポイントの合計数順にアクティブコミュニティランキングが作成されたのち、各コミュニティが獲得した合計成長ポイントの比率に応じて、報酬となるフィナンシェトークンが分配されます。
「アクティブスコア」を上げることも大切
アクティブスコアとは、各コミュニティへの貢献度を数値化した「個人スコア」のことで、コミュニティごとに個別に設定され、各コミュニティでの活動に応じてスコアが上昇します。
スコア上昇の基準としては、コミュニティトークンの購入やホールド、コミュニティへの投稿・リアクション・トークンの譲渡・FiNANCiEへの友人招待が代表的です。
アクティブコミュニティランキングとの直接的な関係はないものの、コミュニティへの貢献度に関する重要な指標であるため、自身のプロフィールページからこまめにチェックするのがよいでしょう。
関連記事をチェックフィナンシェトークン(FNCT)の使い道
コミュニティトークンホールディング(CTH)の報酬として付与されるフィナンシェトークン(FNCT)は、貯金のように単純にプールし続けるよりも、さまざまなサービスに利用することで保有者への還元が大きくなります。
その理由は、フィナンシェトークンの流通が活発化するほど、FiNANCiE全体が盛り上がり、トークンの価値がさらに高まるためです。
報酬となるフィナンシェトークンの効果的な使い道について理解し、自身の資産形成や利益につなげましょう。
- グレード特典
- コミュニティトークンの購入
- ガバナンス(投票活動)への参加
- コミュニティへの寄付
- ステーキングへの参加
- 仮想通貨取引所での売買取引
グレード特典
グレード特典では、フィナンシェトークンの保有数に応じて4つのグレード分けがなされ、フィナンシェポイントの購入時にポイントが増量されます。
保有数上位約1%が「S」、グレードSを除く上位約5%までの「A」、グレードS・Aを除く上位約10%までが「B」、それ以外のサポーターは「C」で、ポイントバック率はそれぞれ常時2%・1%・0.5%・なしです。
フィナンシェポイントはコミュニティトークンの購入などに利用でき、グレードが高いサポーターほど支援活動が効率化するでしょう。
コミュニティトークンの購入
FiNANCiEのWebブラウザ版からのみ、ポリゴンブロックチェーン上のフィナンシェトークンで、コミュニティトークンを購入できます。
フィナンシェトークンでコミュニティトークンを購入する際は、4%の割引が適用されるため、日本円で決済するよりもお得です。
なお、フィナンシェトークンで購入できるのはプライマリ(初期発売)のコミュニティトークンのみで、マーケットプレイスでの二次売買には利用できません。
ガバナンス(投票活動)への参加
FiNANCiEでは、フィナンシェトークンのエコシステムを成長させるためのガバナンスが不定期で開催されており、フィナンシェトークンの保有者は、自身のフィナンシェトークンをロックすることで投票に参加できます。
ガバナンスではいくつかの選択肢が提示され、ユーザーはロックした分のフィナンシェトークンをいずれかの選択肢に投票可能です。
つまり、フィナンシェトークンのロック数が多いユーザーほど自身の意志がガバナンスに反映されやすいです。ガバナンスの内容次第では、フィナンシェトークンに新たな価値を付加できるかもしれません。
コミュニティへの寄付
「コミュニティドネーション」という機能では、報酬として受け取ったフィナンシェトークンの量を指定して、FiNANCiE上のコミュニティに寄付が可能です。
寄付したフィナンシェトークンは、対象のコミュニティーのオーナーの受け取り用ウォレットに直接送付され、寄付の事実がFiNANCiE上に記録・表示されます。
寄付できるのは、受け取り用のウォレットが設定されているコミュニティのみですが、上手に活用すれば支援したいコミュニティやプロジェクトの活性化をより強力に推進できるでしょう。
ステーキングへの参加
ステーキングは「ロック」とも呼ばれる方法で、保有するフィナンシェトークンを自身のウォレットからステーキングコントラクトに移行し、所有権は維持したまま一定期間の売買・譲渡の停止を宣言することです。
ステーキングしたサポーターは「ステーカー」となり、最低180日のステーキング期間を経ると、ロックした量・期間に応じてインセンティブ報酬を受け取れます。
コミュニティトークンホールディングの報酬を元手にフィナンシェトークンを増やすこともできるので、FiNANCiEで効率的に不労所得を獲得したい場合は参加を検討するとよいでしょう。
仮想通貨取引所での売買取引
フィナンシェトークンは仮想通貨にあたるため、「コインチェック」「OKコインジャパン」のような外部の仮想通貨取引所に送金して売買取引したり、現金に換金したりできます。
フィナンシェトークンの価格が高騰した時に売却すれば、差額分を収益化でき、効率的な資産形成も見込めるでしょう。
なお、仮想通貨取引所でフィナンシェトークンの売買取引する場合は、 各取引所において本人認証や口座開設といった手続きが別途必要です。
関連記事をチェックコミュニティトークンホールディング(CTH)の注意点
コミュニティトークンホールディング(CTH)には一定の制約やリスクが伴うため、これらを理解せずに参加すると、金銭的な損失などを受ける可能性があります。
ここでは、コミュニティトークンホールディングの注意点を解説していきますので、スムーズなフィナンシェトークンの獲得につなげるためにも、参加を検討している方は必ず確認してください。
ホールド期間は180日!解除・売却・ギフトは不可
コミュニティトークンホールディングに一度参加すると、最低でも180日間ホールドし続ける必要があり、ホールド期間中は解除・マーケットプレイスでの売却・他者へのギフトはできません。
例えば、価格高騰時に即座に仮想通貨取引所などで売却して現金化する、といったことはできないため、長期投資を重視する方に向いているでしょう。
なお、180日経過後は、Web版FiNANCiEから好きなタイミングでホールドを解除できます。
報酬の受け取りにはガス代が必要
コミュティートークンホールディングで付与されたフィナンシェトークンを仮想通貨ウォレットにインポートする際には、「MATIC」という仮想通貨で「ガス代(手数料)」を支払う必要があります。
MATICはコインチェックなどの仮想通貨取引所で購入できますが、フィナンシェトークンの受け取りに必要なのはポリゴンブロックチェーン上のMATICであるため、購入間違いには注意してください。
なお、報酬の受け取り時だけでなく、フィナンシェトークンでコミュニティトークンを買う際にも、ガス代としてMATICの支払いが必要です。
仮想通貨取引所への送金で消失のリスクがある
フィナンシェトークン報酬はポリゴンブロックチェーン上に存在しているため、そのままの状態でイーサリアムブロックチェーン上にある仮想通貨取引所に送金すると、すべて消失して二度と元には戻りません。
例えば、コインチェックにフィナンシェトークン報酬を送金する際には、ネットワークの切り替えが必要です。
送金しようとしているフィナンシェトークンがどのネットワーク上にあるかは、仮想通貨ウォレットの画面から分かるため、送金前に必ず確認してミスを防ぎましょう。
コミュニティトークンホールディング(CTH)に関するよくある疑問
コミュニティトークンホールディング(CTH)について、まだまだ疑問があるという方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからはコミュニティトークンホールディングに関するよくある疑問点と答えをご紹介していきます。
FiNANCiEのサービスをスムーズに楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてください。
報酬付与のタイミングは?
コミュニティトークンホールディングの報酬は、毎月上旬に付与されており、報酬が発生した場合は参加の翌月から受け取りが可能です。
なお、報酬対象となるのはコミュニティトークンの初回発行から3ヶ月以上経過したコミュニティであるため、早く報酬を受け取りたい場合は、報酬対象のコミュニティであるかを確認して参加しましょう。
報酬源が枯渇する可能性は?
報酬源とは初期1億2000万フィナンシェトークンがプールされた「CTH報酬プール」で、毎月10%が報酬として放出されます。そして、この報酬源が枯渇する心配はほぼありません。
その理由は、コミュニティトーンホールディングを通してコミュニティが活発化するほどFiNANCiEも成長し、その成長分がCTH報酬プールに追加されるためです。
つまり、コミュニティトークンホールディングの参加者が増えるほど報酬源が拡張され、かつサポーター1人あたりの報酬額も上がっていくアップスパイラルの仕組みが構築されています。
報酬の受け取り期限は?
フィナンシェトークン報酬に受け取り期限はありません。付与された報酬は好きなタイミングで受け取れるため、「忙しくて受取申請をするヒマがない」といったときでも安心です。
報酬の受け取り時にはガス代がかかるため、報酬額が小さい場合は、数回分をまとめて受け取ったほうが手数料を抑えられるでしょう。
なお、フィナンシェトークンの使用期限については、公式では特に言及されていないことから、こちらについても特に期限を気にせずに利用できます。
コミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方|まとめ
コミュニティトークンホールディング(CTH)とは、コミュニティトークン(CT)をホールドしてFiNANCiEの成長に貢献すると、貢献度に応じた報酬がフィナンシェトークン(FNCT)で付与される機能です。
フィナンシェトークンは仮想通貨取引所での売買や現金化もできるため、この機能を上手に活用すれば不労所得の獲得や長期投資の成功に期待できます。
ぜひ、本記事で解説したやり方や報酬の受け取り方を参考にして、コミュニティトークンホールディングへの参加を成功させましょう。