FiNANCiEの「アクティブコミュニティランキング」は、「コミュニティトークンホールディング」を利用するうえで重要な機能で、ランキング上位50%のコミュニティにはフィナンシェトークン(FNCT)報酬が付与されます。
上位にランクインして多くの報酬をもらうためにも、アクティブコミュニティランキングの仕組み・順位の決まり方についてある程度理解しておきましょう。
本記事では、アクティブコミュニティランキングの仕組みや順位の決まり方のほか、上位にランクインする方法やコミュニティトークンホールディングのやり方も解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- FiNANCiEのアクティブコミュニティランキングとは
- アクティブコミュニティランキングの仕組み
- アクティブコミュニティランキングの順位を決める4つの項目
- アクティブコミュニティランキングの見方
- 2025年2月のアクティブコミュニティランキング
- ランキング上位にランクインする方法
- ランキング上位にランクインするメリット
- コミュニティトークンホールディング(CTH)とは
- コミュニティトークンホールディング(CTH)参加のメリット
- コミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方
- フィナンシェトークン(FNCT)報酬をたくさんもらう方法
- コミュニティトークンホールディング(CTH)の注意点
- FiNANCiE「アクティブコミュニティランキング」|まとめ
FiNANCiEのアクティブコミュニティランキングとは
アクティブコミュニティランキングとはFiNANCiEの機能の1つで、各プロジェクトの活動量・成長度の指標です。
FiNANCiE内の活発なプロジェクトが一目で分かるため、参加プロジェクトを探している人にとっては重要な手がかりになるでしょう。
ここでは、FiNANCiEのアクティブコミュニティランキングについて基本的な情報を解説していきます。
各プロジェクトの成長度の指標
アクティブコミュニティランキングとは、FiNANCiEにおけるコミュニティの月ごとの活動量・成長度を、4つの判定項目で計測したランキングです。
毎月月初にランキング結果が発表され、上位50%のコミュニティには、コミュニティトークンホールディングの報酬としてフィナンシェトークンが付与されます。
報酬を受け取れるのはコミュニティトークンのホルダーだけであるため、フィナンシェトークンが欲しい人はホールド操作を忘れないようにしましょう。
参加プロジェクトを決める手がかりにも
アクティブコミュニティランキングは、参加プロジェクトを決める手がかりにもなります。特に、効率的な報酬獲得を狙う人は、ランキング上位のコミュニティに参加するのが手っ取り早いでしょう。
また、上位にランクインしているコミュニティは、投票・リワードといったイベント活動や、サポーター同士の交流が盛んなため、初心者でもコミュニティ活動のやり方が分かりやすく、FiNANCiEのサービスをスムーズに楽しめます。
FiNANCiEを始めたばかりで、「どのプロジェクトに参加すればよいか分からない」という人は、アクティブコミュニティランキングを参考に探すのもおすすめです。
アクティブコミュニティランキングの仕組み
アクティブコミュニティランキングは、コミュニティの活動量・成長度を見える化することで、オーナーやサポーターのモチベーションを刺激し、コミュニティのさらなる成長につなげる仕組みになっています。
この仕組みの中では、コミュニティ同士がランキングを競い合うことにより、有意義なプロジェクト活動が実現しやすくなり、ひいてはFiNANCiE全体の成長にもつながります。
ここでは、アクティブコミュニティランキングの具体的な仕組みについて解説していきますので、FiNANCiEへの理解度を深めるためにもぜひご確認ください。
コミュニティの活動量や成長度を計測
アクティブコミュニティランキングでは、毎月のコミュニティの活動量や成長度が、下記の4つの項目で計測されます。
- コミュニティトークン(CT)のマーケット状況
- サポーター増加数
- トークン投票の実施状況
- リワードイベントの実施状況
計測は月ごとに行われるため、ランキング上位をキープし続けるには、コミュニティが継続的に成長し続けることが重要です。
成長度に応じてランキングを作成
1ヶ月かけて4つの項目ごとに集計されたコミュニティの成長度をもとに、中間的なランキングが作成されます。
この時点のランキング順位は4つの各項目ごとに作成されており、これをさらに集計したものが、最終的なアクティブコミュニティランキングの順位として発表されるという流れです。
この中間ランキングの結果は公表されないため、思うような結果が出なかったときにピンポイントで改善点を特定することはできません。
そのため、ランキング上位を目指すには、日ごろから4項目をまんべんなく意識しながらコミュニティを成長させる必要があるでしょう。
上位50%のコミュニティに成長ポイントを付与
中間ランキングをもとに、4つの各項目における上位50%のコミュニティに成長ポイントが付与されます。
この獲得した成長ポイントを合計し、合計ポイントの多い順にアクティブコミュニティランキングが決定される仕組みです。
成長ポイントは、上位から順に大きな数字がポイントとして付与されるため、すべての項目で成長が著しいコミュニティほど多くの成長ポイントをもらうことができ、上位にランクインしやすくなります。
アクティブコミュニティランキングの順位を決める4つの項目
先にも触れたように、アクティブコミュニティランキングの順位は「コミュニティトークン(CT)のマーケット状況」「サポーター増加数」「トークン投票の実施状況」「リワードイベントの実施状況」の4項目で決まります。
アクティブコミュニティランキングの上位を狙うには、各項目の判定基準を理解して成長ポイントを効率的に獲得することが重要です。
コミュニティトークンのマーケット状況
コミュニティトークンのマーケット状況は、「コミュニティトークン単価の上昇率」「マーケットの取引総量(出来高)」という2つのポイントで測定されます。
コミュニティトークンは、FiNANCiEのマーケットプレイスにおいて自由に売買取引できますが、流通量には上限があり、供給に対して需要が大きいほど単価が上昇しやすいです。
つまり、マーケットプレイスで多く買われているコミュニティトークンほど評価が高くなるため、そのトークンを発行しているプロジェクトは上位ランクインが見込めます。
サポーター増加数
サポーター増加数に関しては、コミュニティのサポーターが過去と比較してどれだけ増えたかが測定され、サポーターの増加率が高いコミュニティほど高く評価されます。
これは、サポーターが増えているコミュニティは活発に成長していると見なされるためです。
世間的な注目度が高いプロジェクトほどサポーターが集まりやすいですが、そうでないプロジェクトであっても、内外への発信やサポーターの勧誘といった頑張り次第では、着実に参加人数を増やしていけるでしょう。
トークン投票の実施状況
FiNANCiEには「トークン投票」の機能があり、サポーターはコミュニティトークンの所持数に応じて、各コミュニティ内で開催される投票企画に参加できます。例えば、ユニフォームのデザインやライブでの選曲に関する投票が代表的です。
アクティブコミュニティランキングでは、このトークン投票の機能がよく使われており、かつ投票人数が多いコミュニティほどランキングが上がります。
投票とはつまり、オーナーがサポーターの意見を広く取り入れる機会であり、参加人数が多いほど多様な意見がプロジェクト活動に反映されやすいでしょう。したがって、その開催回数や投票人数が多いほど、活発に成長しているコミュニティと判断されます。
リワードイベントの実施状況
リワードイベントの実施状況とは、FiNANCiEのサービス「リワード」「プレミアムリワード」の使用状況や参加人数を測定する項目です。
リワード・プレミアムリワードは、いずれもトークンの保有数に応じたプレゼントの抽選企画であり、参加サポーターには一定数のトークン所持が条件づけられています。
リワードイベントが盛り上がっているコミュニティほど活動内容が魅力的であり、かつサポーター数と1人あたりのトークン所持数も多いと判断されるため、アクティブコミュニティランキングで上位に近づくでしょう。
アクティブコミュニティランキングの見方
アクティブコミュニティランキングはWebブラウザから誰でも簡単に確認できますが、その実「どこにあるのか分からない」というサポーターも多いようです。
ここでは、アクティブコミュニティランキングの見方について解説していきますので、ぜひ毎月チェックして、スムーズな報酬獲得やコミュニティ活動につなげてください。
確認できる場所
アクティブコミュニティランキングは、FiNANCiE公式Webサイト「FNCT.xyz」の「Active Communityランキング」のページから確認可能です。
具体的には、FNCT.xyz画面の右上のメニューバーを開き、「Active Communityランキング」ボタンを選択するとランキング画面に遷移します。
なお、アクティブコミュニティランキングはブラウザからのみ確認でき、スマホアプリでは見ることができない点に留意してください。
発表のタイミング
発表のタイミングは毎月月初で、毎月1~4日ごろにページが更新されることが多いです。
なお、Active Communityランキングのページでは、2023年4月からの毎月のランキング結果に加えて、コミュニティごとのフィナンシェトークン報酬もひと目で確認できます。
今月はどれくらいの報酬がもらえるのかが気になる人や、フィナンシェトークン報酬の状況をもとに参加プロジェクトを決めたい人は、月初めにActive Communityランキングを確認しましょう。
2025年2月のアクティブコミュニティランキング
ここでは、2025年2月のアクティブコミュニティランキングのうち、上位3位にランクインしたコミュニティ・動向・フィナンシェトークン報酬について紹介していきます。
スムーズにFiNANCiEを楽しむためにも、ぜひ参考にしてください。
1位:『CryptoNinja Games(CNG)』
『CryptoNinja Games(CNG)』は、キャラクターブランド「クリプトニンジャ」のファンコミュニティで、2024年1月よりFiNANCiE上でコミュニティトークンの発行を開始しました。
ゲーム開発やゲームクリエイターの応援といったプロジェクト目標に加えて、ゆくゆくはトークンのIEOを目指すなど、高い理想を掲げています。
2025年2月のフィナンシェトークン報酬は29,263.02FNCTであり、2024年7月~2025年2月までランキング3位以内をキープするなど、アクティブコミュニティランキングにおいて注目度が高いコミュニティです。
2位:『メタバース麻雀プロジェクト』
『メタバース麻雀プロジェクト』は、メタバースを通じて世界中への麻雀文化の発信を目的にしており、2024年3月よりFiNANCiEでプロジェクト活動を開始しました。
実際のゲームはメタバースプラットフォーム「Rium」で提供されており、世界中のユーザーとオンライン上でリアルタイムの音声チャットをしながら麻雀対戦を楽しめます。
2025年2月におけるフィナンシェトークン報酬は27,012.02FNCTです。日本では麻雀人気が再燃しており、世界的なブームも予測されることから、今後の動向が注目されるでしょう。
3位:『CNPスタープロジェクト』
『CNPスタープロジェクト』は、「みんなで育てるWeb3時代の新しいキャラクターIP」を理念にしたプロジェクトで、FiNANCiEでは2024年4月より『CNPトレカプロジェクト』の名称で活動を開始し、のちに現在の名称に変更されました。
トレーディングカードをはじめ、スマホアプリ・スマホゲーム・ふるさとCNP・フリー素材サイトなど幅広い展開を見せており、今後もプロジェクトの成長に伴うランクアップが期待できるでしょう。
2025年2月のフィナンシェトークン報酬は26,589.95FNCTです。
ランキング上位にランクインする方法

アクティブコミュニティランキングの上位コミュニティにはコミュニティトークンホールティング(CTH)の報酬が付与されます。
ただし、そのためにはオーナーとサポーターが協力してコミュニティを盛り上げていく必要があります。
ここでは、ランキング上位にランクインするためのポイントを解説していきますので、アクティブコミュニティランキングの上位を目指している人は、ぜひ参考にしてください。
人気のコミュニティに参加する
簡単にアクティブコミュニティランキング上位を目指すなら、もともとランキング順位の高い人気コミュニティに参加するのがおすすめです。
具体的には、先ほどご紹介した「FNCT.xyz」の「Active Community」ランキングから、ランキング上位の常連のコミュニティを探して参加すると良いでしょう。
もともとコミュニティの力が強いため、サポーター活動に不慣れな初心者でも簡単にランキング上位を目指せますが、サポーターの数が多いぶん報酬額が少なくなる可能性に留意してください。
コミュニティトークンをたくさん購入
アクティブコミュニティランキングでは、各プロジェクトが発行するトークンの取引の活性度合いが重視されます。
つまり、ランキングを上げるためには、参加しているコミュニティのコミュニティトークンをたくさん購入するのも有効です。
なお、所有するコミュニティトークンのホールド数が多いほど、コミュニティトークンホールディングの報酬も増えるため、購入数とホールド数を増やせば、上位ランクインと報酬アップが同時に叶うかもしれません。
積極的なコミュニティ活動
コミュニティ内で開催される投票企画やリワード・プレミアムリワードといった活動には、積極的に参加しましょう。
「コメント」や「いいね」といった機能をたくさん活用することで、サポーター同士の交流が盛んになり、結果としてコミュニティの活性化にもつながります。
また、活発な活動をしているサポーターにコミュニティトークンをプレゼントする「トークンギフト」の機能があるため、他サポーターと積極的に交流すれば手持ちのトークンが増える可能性があります。
サポーターを増やす
新規サポーターの獲得におすすめなのが「リファラ機能」の活用で、各オーナー発行の「招待コード」を使って他ユーザーに会員登録してもらうと、招待者・新規登録者ともにコミュニティトークンがプレゼントされます。
また、参加コミュニティを探すときは、オーナーの情報発信ツールである「フィード」やコメントの投稿を見て、コミュニティやサポーターの雰囲気を調べるユーザーも多いです。
ポジティブかつ積極的なコメント投稿・いいねを行うことが、結果として新規サポーターを増やすことにもつながるでしょう。
ランキング上位にランクインするメリット
アクティブコミュニティランキングの上位にランクインすると、参加コミュニティの力が強化され、参加サポーターは精神的メリット・金銭的リターンの両方に期待できます。
ここでは、ランキング上位に参加するメリットについて解説していきます。サポーター活動を有意義なものにするためにもぜひ参考にしてください。
コミュニティの注目度が高まる
アクティブコミュニティランキング上位のコミュニティは多くの報酬が期待できることから、上位コミュニティには多くのユーザーが注目しています。
特にランキング上位の常連コミュニティほど、ユーザーの人気が高まりやすいため、効率的な新規サポーターの流入やコミュニティトークンの取引活性化が見込めるでしょう。
つまり、ランキング上位に入ればコミュニティはより成長し、さらなるランクアップにも期待できるという好循環に入りやすいです。
サポーターのモチベーションアップ
アクティブコミュニティランキングで上位に入るには、オーナーとサポーターたちが協力して頑張らなくてはなりません。
そのぶん上位にランクインしたときには、強い達成感や連帯感を他サポーターと共有でき、個々のサポーター活動におけるモチベーションアップにもつながります。
仲間と協力しながら報酬獲得を目指せる楽しさは、FiNANCiEのアクティブコミュニティランキングならではの魅力といえるでしょう。
コミュニティトークンの価格上昇
ランキング上位のコミュニティには、報酬などを目的として多くの新規サポーターの流入が見込めます。
つまり、そのコミュニティのトークンを買い求めるユーザーが増えることから、トークン価格が上昇する可能性も高いです。
価格上昇のタイミングを狙って、所持しているコミュニティトークンを売却すれば、金銭的なリターンを得られる可能性も高まるでしょう。
ただし、手持ちのコミュニティトークンをすべて売却してしまうと、コミュニティトークンホールディングに参加できなくなる点に留意してください。
コミュニティトークンホールディングの報酬が増える
コミュニティトークンホールディングでは、アクティブコミュニティランキングの上位50%のコミュニティに、報酬としてフィナンシェトークンが付与されます。
報酬のフィナンシェトークンは獲得した成長ポイントに応じて付与される仕組みであり、成長ポイント獲得数が多いランキング上位コミュニティほどたくさんの報酬がもらえるため、参加サポーターも大きな恩恵を受けられます。
たくさんの報酬をもらうには、アクティブコミュニティランキング上位を目指しましょう。
コミュニティトークンホールディング(CTH)とは
コミュニティトークンホールディング(CTH)とは、保有するコミュニティトークン(CT)の売買・譲渡を180日以上停止(ホールド)すると、そのホールド数に応じてフィナンシェトークン(FNCT)の報酬が付与される機能です。
FiNANCiEの新機能として、2023年3月より提供開始されました。
ここでは、アクティブコミュニティランキングを理解するうえで重要な、コミュニティトークンホールディング(CTH)の基本的な情報について解説していきます。
目的
コミュニティトークンホールディングの目的は、FiNANCiEの成長を支えたサポーターに明確なメリットを提供することで、FiNANCiEの成長サイクルをさらに加速させることです。
支援が一方的になりがちなクラウドファンディングですが、FiNANCiEでは報酬の付与という明確なメリットの提示によって、各サポーターのモチベーションを高めながらプロジェクト支援活動の活性化につなげています。
各コミュニティの活性化はFiNANCiE全体の成長につながるため、さらなるサービスの拡充も見込めるでしょう。
仕組み
コミュニティトークンホールディングは、毎月報酬プールの10%にあたるフィナンシェトークンを、アクティブコミュニティランキング上位50%のコミュニティで山分けするという仕組みです。
そして、フィナンシェトークン報酬は、「仮想通貨取引所での売買」「新たなコミュニティトークンの決済手段」「ガバナンスへの参加」などに使用できます。
これらの活動によってFiNANCiEをさらに成長させることが、サポーターへの還元率アップにもつながるため、好循環型の仕組みといえるでしょう。
参加に必要なもの
コミュニティトークンホールディングに参加するには、「コミュニティトークン」と「仮想通貨ウォレット」の2つが必要です。
コミュニティトークンを180日以上ホールドすることが参加条件であるため、いずれかのコミュニティが発行するコミュニティトークンを1つ以上保有しなければなりません。
一方、仮想通貨ウォレットとは仮想通貨用の「財布」で、フィナンシェトークン報酬の受け取りに必須となるため、コミュニティトークンホールディングに参加する人は、必ず作成しておきましょう。
報酬の決まり方
報酬源である「CTH報酬プール」のうち10%のフィナンシェトークンが、毎月のアクティブコミュニティランキング上位50%のコミュニティに付与されます。
付与される報酬は成長ポイントの合計数に応じて決まるので、報酬をアップさせるには、単純にランキング順位を上げるのではなく、成長ポイントの合計数を増やすことが重要です。
なお、コミュニティトークンホールディングを通じてFiNANCiEが成長すると、その成長分の報酬がCTH報酬プールに追加されます。
つまり、多くのサポーターがコミュニティトークンホールディングに積極的に参加することで、FiNANCiEの成長や受け取れる報酬の増加が期待できるといえるでしょう。
コミュニティトークンホールディング(CTH)参加のメリット
コミュニティトークンホールディング(CTH)に参加することで、参加者は金銭的報酬をはじめとする明確なメリットに期待でき、FiNANCiE全体の活性化にもつなげられます。
ここでは、コミュニティトークンホールディング(CTH)への参加で得られるメリットについて解説します。参加を検討している人はぜひ参考にしてください。
フィナンシェトークン報酬の獲得
フィナンシェトークンはFiNANCiEの基盤となるトークンであり、FiNANCiE内においては「コミュニティトークンの決済手段」「ガバナンスへの参加」「ステーキング」などのさまざまなサービスに利用できます。
また、利用がFiNANCiEサービス内に限られているコミュニティトークンと異なり、フィナンシェトークンは2023年にIEOによる上場を果たしており、現在は国内の主要な仮想取引所での売買が可能です。
コミュニティトークンホールディングに参加して所定の条件を満たすことで、多様な用途を持つフィナンシェトークンを自動的に獲得でき、効率的な不労所得の獲得・長期投資の成功にもつなげられるでしょう。
参加コミュニティの成長
多くのコミュニティトークンの保有・積極的なコミュニティ活動への参加を通じて、自身が参加しているコミュニティの活性化を促せます。
コミュニティが成長するほど、アクティブコミュニティランキング上位に近づき、結果としてサポーターもさまざまなリターンが見込めます。
オーナー主体となりがちなクラウドファンディングですが、コミュニティトークンホールディングではサポーターが主体的にコミュニティの価値を高めることができるので、自らの手で利益を創出していける点は魅力的でしょう。
コミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方
コミュニティトークンホールディング(CTH)は、大まかに「好きなコミュニティトークン(CT)の購入」「180日以上のホールド」「報酬の受け取り申請」の流れで利用できます。
なお、ホールド(CTH)の手続きは、Web版FiNANCiEから行うのが簡単です。
ここでは、Web版FiNANCiEを使ったコミュニティトークンホールディング(CTH)のやり方について、ステップごとに詳細を解説していきます。
コミュニティトークンの購入
まずは、FiNANCiEで好きなコミュニティトークンを購入します。コミュニティトークンの購入は、Webブラウザとスマホアプリのどちらを使用しても問題ありません。

プロジェクトを探す際は「カテゴリ」から興味のあるプロジェクトを探すのもよいですが、効率よくランキング上位を目指すなら、アクティブコミュニティランキングを参考にするのもおすすめです。
マーケットプレイスのコミュニティトークンはFiNANCiEポイントでしか決済できないため、ポイントを持っていない人は、FiNANCiEのアカウント画面「FiNANCiEポイント/売上金」からチャージしましょう。

仮想通貨ウォレットの作成
コミュニティトークンホールディングの報酬となるフィナンシェトークンを受け取るには、専用の仮想通貨ウォレットが必要です。
そのため、仮想通貨ウォレットを持っていない人は外部サービスで新規作成を行いましょう。
代表的な仮想通貨ウォレットは「MetaMask(メタマスク)」ですが、自分の好み・ニーズに合わせて好きな仮想通貨ウォレットを選んでも問題ありません。
MetaMaskの場合は、アプリや拡張機能をインストールした後、パスワードやリカバリーフレーズを設定していくことでセットアップが完了します。

具体的な作成手順はウォレットごとに違うため、選択したサービスの指示に従いながら作成してください。
FNCT.xyzに仮想通貨ウォレットでログイン
コミュニティトークンホールディングを行うには、作成した仮想通貨ウォレットでFNCT.xyzにログインしなければなりません。
まずWeb上のFNCT.xyzにアクセスし、画面右上のメニューから「ログイン」、続いて「ウォレットでログイン」を選択し、作成したウォレットの種類を選びます。

仮想通貨ウォレットが立ち上がったら、ウォレット側の画面から指示に従いながら接続や署名を進めていき、最後にFNCT.xyzのダッシュボード画面でウォレットが確認できれば、FNCT.xyzへのログインは完了です。

ウォレットとFiNANCiEアカウントの連携
FNCT.xyzのダッシュボード画面「FiNANCiEアカウントを連携する」から「FiNANCiEアカウントを連携」を選択し、画面指示に従いながらログイン作業を進めていけば、ウォレットとアカウント連携は完了です。

なお、ウォレットとアカウントの連携後は、原則として連携解除ができません。また、1つのFiNANCiEアカウントにつき1つのウォレットしか紐づけできない点にも留意してください。
Web版FiNANCiEからホールド
Web版FiNANCiEにログインし、「参加しているコミュニティを全て見る」ボタンから、ホールドしたいコミュニティのページを開いてください。
コミュニティのホーム画面にある「コミュニティトークンホールド」ボタンから、ホールドしたいトークン数を入力し、「ホールドする」「確定」を続けて選択すれば、コミュニティトークンホールドへの参加が完了します。

なお、ホールド中のコミュニティトークンは、マーケットプレイスでの売買・他ユーザーへのギフトはできません。
報酬の受取申請
報酬のフィナンシェトークンを受け取るためには、FNCT.xyzから受取申請を行います。まずは先ほどと同じ要領で、FNCT.xyzに仮想通貨ウォレットでログインしましょう。

続いて、FNCT.xyzのログイン画面「報酬受取」メニューから「受取申請(Claim)」を選択し、画面に従って入力を進めれば受取申請は完了です。このときガス代としてポリゴン(POL)が必要になります。
最後に、仮想通貨ウォレット側でフィナンシェトークンをインポートすることも忘れないでください。
フィナンシェトークン(FNCT)報酬をたくさんもらう方法
フィナンシェトークン(FNCT)をたくさんもらうには、大まかに「ランキング上位へのランクイン」「たくさんのコミュニティトークン(CT)のホールド」が必要条件です。
同じコミュニティ内でも、貢献度によってサポーターに付与される報酬は異なるので、フィナンシェトークン(FNCT)報酬をたくさんもらうためのポイントを確認していきましょう。
アクティブコミュニティランキングで上位にランクイン
そもそも報酬となるフィナンシェトークンをもらうには、アクティブコミュニティランキングの上位50%にランクインしなければなりません。
その中でも、成長度合いが大きいコミュニティほどたくさんの報酬をもらえるため、コミュニティメンバー全員で協力しながら、継続的にコミュニティを成長させましょう。
ランキングの4つの判定基準を理解して、成長ポイントの獲得につながるような活動を効率的に行うことが大切です。
「アクティブスコア」も確認
「アクティブスコア」とは、各コミュニティへの貢献度を数値化した「個人スコア」で、各コミュニティ内での活動度合いに応じてアップします。
アクティブスコアが高いサポーターが多いほど、報酬のフィナンシェトークンをもらいやすいため、自身のプロフィールページから確認してみましょう。
なお、スコアを上げるには、コミュニティトークンの購入やホールドをはじめ、コミュニティへの投稿・リアクション・トークンのギフト・FiNANCiEへの友人招待といったアクションが必要です。
より多くのコミュニティトークンをホールド
コミュニティトークンのホールド数が多いサポーターほどたくさんの報酬をもらえるため、さらなる報酬アップを狙うならホールド数の増加を検討してみてください。
なお、ホールド数は、「コミュニティトークンのホールド量」と「該当月のホールド日数割合」で計算されるため、報酬アップを狙うには、ホールド数に加えてホールド期間を増やすことも重要です。
その他にも、コメント投稿やサポーター勧誘といったコミュニティ内活動が活発なサポーターは報酬率がアップしやすいため、アクティブスコアを確認しながら、効率的なプロジェクト支援を行いましょう。
コミュニティトークンホールディング(CTH)の注意点
まず、ホールドは最低180日継続する必要があり、その間はトークンの売買や譲渡はできません。例えばマーケットプレイスでの価格高騰時にも売却はできないため、短期投資を重視する人には不向きといえます。
もう1つの注意点として、報酬となるフィナンシェトークン(FNCT)を取り扱う際は、2種類のネットワークを気にする必要があります。
具体的には、仮想通貨ウォレットにはネットワークが表示されるので、そのネットワークが「Polygon(ポリゴン)」「Ethereum(イーサリアム)」のどちらに該当するかを確認しましょう。
例えば、所有するフィナンシェトークンのネットワークがPolygon(ポリゴン)であった場合、このまま仮想通貨取引所のCoincheck(コインチェック)に送ってしまうと、ネットワークの相違によりフィナンシェトークンが消失してしまします。
消失させないためには、Polygon(ポリゴン)とEthereum(イーサリアム)を結びつける「ブリッジ」という作業が必要になるので、必ず覚えておきましょう。
FiNANCiE「アクティブコミュニティランキング」|まとめ
FiNANCiEのアクティブコミュニティランキングは、各プロジェクトの活動量・成長度を4つの項目で判定してランキング化したもので、コミュニティトークンホールディングを利用する上で重要な機能です。
ランキング上位50%のコミュニティにはフィナンシェトークン(FNCT)が付与されるため、効率的な報酬獲得を狙う場合は、ランキング上位のコミュニティに参加するのも良いでしょう。
本記事を参考に、アクティブコミュニティランキングを上手に活用しながら、参加プロジェクトの決定やフィナンシェトークン(FNCT)報酬の効率的な獲得を目指してみてください。