2024年後半頃から多くの有名人が参入し始めている、トークン型クラウドファンディング「FiNANCiE」ですが、なかでも目立った活動をしているのが『CryptoNinja Games(CNG)』です。
このコミュニティに興味はあるけど、一体どのようなプロジェクトでどのように参加するのか分からないという方も多いかと思います。
本記事では、『CryptoNinja Games(CNG)』に関する基本情報や活動などについて解説していきますので、ぜひご参考ください。
目次
『CryptoNinja Games(CNG)』とはWeb3時代のゲーム開発プロジェクト
Web3の特徴の1つ「分散性・非中央集権性」は、平たく言うと「一部に権力が集中しない性質」を意味しています。
この性質を取り入れた「Ninja DAO」というコミュニティは、商用利用自由のNFTキャラクター「CryptoNinja」を使って、メンバーが許可不要で自由にビジネスができる仕組みを作りました。
本項目では、「Ninja DAO」から派生した『CryptoNinja Games(CNG)』というFiNANCiEプロジェクトについて、特徴や活動の詳細を解説していきます。
プロジェクトの特徴
「Ninja DAO」ではNFTの発行を中心にコミュニティを形成してきましたが、一般的にはNFT入手のハードルは高く、さらなるコミュニティの拡大は難しいと思われてきました。
そこで、新たなメンバーを獲得するべく発足したのがFiNANCiEの『CryptoNinja Games(CNG)』です。このプロジェクトでは換金可能なトークンを発行することで、1万人規模のコミュニティ形成に成功しています。
そして、トークンの発行を通してゲーム開発とゲームプレイにインセンティブを与え、コミュニティを活性化し良質なゲームが生まれやすい状況をつくっています。
プロジェクトの活動計画
『CryptoNinja Games(CNG)』の活動計画には、クリプトニンジャのキャラクターを使用したゲーム「クリまじ!」のβ版公開やゲーム大会の実施などが挙げられていました。
2025年2月、プロジェクト立ち上げから約1年が経過しましたが、「クリまじ!」を含む約20種類のゲームが公開され、随時ゲーム大会なども行われています。
プロジェクトの次のステージとしては、FiNANCiEのIEO支援サービスを活用して「CNGトークン」のIEO(仮想通貨取引所への上場による資金調達)を目指しています。
プロジェクトの活動報告
FiNANCiE内の活動報告ページでは、プレイすると「CNGトークン」がもらえる新作ゲームの紹介や、ゲーム大会の開催アナウンスと結果発表などが確認できます。
また、「CNGトークン」を保有している方に、他のコミュニティからトークンが無料で配られるキャンペーン企画のお知らせなども投稿されています。
その他、「クリプトファンタジー」など人気タイトルには独自のトークルームも用意されているので、個別イベントの告知や報告などに興味のある方は必見です。
プロジェクトの支援特典
CNGトークンの保有者には、「オーナー限定チャンネルへの参加」「テストプレイへの参加」「ゲーム大会への参加」など、さまざまな支援特典が提供される予定です。
オーナー限定チャンネルへの参加には少なくとも1,000トークン以上を保有している必要があるなど、一定の条件を満たさなければなりませんが、重大発表を他のメンバーに先駆けて入手できるかもしれません。
また、支援特典の1つには「投票企画への参加」もあり、CNGトークンの保有数によっては、プロジェクトの方向性を決めたりオーナーとコミュニティを共創したりする機会も得られます。
『CryptoNinja Games(CNG)』の運営者:イケハヤ氏について
『CryptoNinja Games(CNG)』のコミュニティ運営は、SNS総フォロワー数55万人のイケハヤ氏が行っています。
イケハヤ氏は2018年頃からブロックチェーンや仮想通貨にいち早く価値を見出し、発信活動をしているインフルエンサーです。
なかでも日本のアニメとブロックチェーンの掛け合わせに将来性を感じ、商用利用自由のNFT事業「CryptoNinja」を始めました。
日本最大DAO『Ninja DAO』のファウンダー
イケハヤ氏は「CryptoNinja」事業を活性化するためには認知を広げる必要があると考え、そのために始めたのが「Ninja DAO」というコミュニティです。
2022年1月当時、日本ではまだ普及していなったDAO(分散型自律組織)の先駆けとして、コミュニティメンバーによる「CryptoNinja」を使った事業を推進しました。
コミュニティ内では「CryptoNinja」のファンアートコンテストを実施するなど、多くのクリエイターを集め、2025年2月時点では約2万人のメンバーが登録しています。
日本のNFTバブルの仕掛け人
2022年5月当時、イケハヤ氏は、日本人向けには成功しないと言われていたジェネラティブNFT(大量自動生成されるNFTアート)に、いち早く挑戦しています。
日本人による日本人向けのプロジェクトとして試みた、22,222体のNFT「CryptoNinja Partners(CNP)」は発売日に即完売しました。
そして、「CryptoNinja Partners(CNP)」の成功を追うように、さまざまなアニメ製作者やプロデューサーによるジェネラティブNFTプロジェクトが誕生していきました。
FiNANCiEプロジェクトのパイオニア
2024年1月、イケハヤ氏は当時は今ほど利用されていなかったFiNANCiEの画期性に目をつけ、『CryptoNinja Games(CNG)』を立ち上げます。
『CryptoNinja Games(CNG)』のトークンは連日のストップ高となるなど、他のプロジェクトには類を見ないほどの大盛り上がりを見せました。
そして、『CryptoNinja Games(CNG)』に続くように多くの「令和の虎」メンバーがFiNANCiEに参入、さまざまなプロジェクトを開始し、FiNANCiE自体の注目度が上がりました。
『CryptoNinja Games(CNG)』プロジェクトのトークン価格
『CryptoNinja Games(CNG)』の発行するCNGトークンを買ってみたいけど、価格や価値が分からないという方に向けて、価格トレンドを紹介していきます。
CNGトークンのリアルタイムの価格は『CryptoNinja Games(CNG)』のマーケットページから確認できるため、本記事と併せて確認してみてください。
2025年2月時点のトークン価格
『CryptoNinja Games(CNG)』が発行するCNGトークンは、2025年2月時点では1トークンあたり約200円で、トークン単価はFiNANCiE内で第3位です。
トークン単価×発行枚数で計算する時価総額は約5.7億円でこちらも第3位ですが、これらのランキングは流動的なので順位は頻繁に入れ替わります。
なお、2025年2月時点での、単価および時価総額1位は、同じくイケハヤ氏の『ガチホトークン』プロジェクトとなっています。
チャートで見るトークン価値の動向
チャートでCNGトークン価格の推移を見ると、2024年2月には1トークン約668円という高値を記録していますが、その後2024年7月には10分の1以下となる60円台まで下降しています。
しかし、2024年8月以降は徐々に価格上昇していき、2025年1月には1トークン330円以上まで再浮上しました。そして、2025年2月はゆるやかな下降を見せつつ200円前後で安定しています。
また、FiNANCiEには売却に制限をかけるロックアップ機能があり、ロックアップ後にはトークン価格する傾向にありますが、CNGトークンの場合は暴騰が発生しているのが特徴的でした。
『CryptoNinja Games(CNG)』プロジェクトのトークンはどこで買える?
「CNGトークン」と呼ばれる『CryptoNinja Games(CNG)』プロジェクトのトークンは、FiNANCiEのWebサイトもしくはアプリで購入可能です。
本項目では、FiNANCiE内のどこで「CNGトークン」を購入できるかや、買い方・販売実績について説明していきます。
トークンの販売場所
『CryptoNinja Games(CNG)』プロジェクトのトークンは、コミュニティページの「マーケット」タブから売買が可能です。
購入の前には、FiNANCiEのWebサイトにアクセスまたはスマホアプリをダウンロードし、「会員登録」ボタンを押してアカウントを作成しておきましょう。
そして、Webサイトまたはアプリ内で『CryptoNinja Games(CNG)』のコミュニティを検索し、「フォロー」しておくとその後のアクセスが簡単になります。
トークンの買い方
まず、二次流通ではFiNANCiEポイントでしかトークンを購入することができませんので、まず日本円をFiNANCiEポイントに交換する必要があります。
メニューから「FiNANCiEポイント」に入り、「ポイント購入」を押下し、クレジットカードや銀行振込などでポイントを購入しましょう。
各コミュニティページの「マーケット」からトークンの購入が可能ですが、トークン価格に手数料がプラスされた価格が必要になりますので、ご注意ください。
クリプトニンジャの経済圏は10億円規模
『CryptoNinja Games(CNG)』は「Ninja DAO」というコミュニティから派生したプロジェクトの1つです。
他にも主要プロジェクトとして、「CryptoNinja Partners(CNP)」「CNPトレカ」「咲耶ジェネ(NFT)」「CNPトークン(FiNANCiE)」などがあり、2024年には合計で約10億円ものお金が動く市場となりました。
「CryptoNinja Partners(CNP)」のNFTも販売
『Ninja DAO』はイケハヤ氏がプロデュースしたNFT「CryptoNinja」から始まりました。
その次に開発されたNFTが「CryptoNinja Partners(CNP)」です。文字どおり、「CryptoNinja」のパートナーになってくれる人を多く集めたいという想いから始まりました。
数は22,222体と多いですが、販売初日に即完売でした。そして、当時約200円ほどで発売しましたが、取引価格は約470倍の10万円近くまで上昇しています。
FiNANCiEでは『CNPトレカプロジェクト』も人気
年間市場規模が約2,000〜3,000億円と言われるトレーディングカード業界に切り込んだのが『CNPトレカプロジェクト』です。
FiNANCiEで実施されたクラウドファンディングで立ち上がり、20,000箱が6日間で完売し、売上は1億円以上となりました。
『CNPトレカプロジェクト』のトークン価格は2025年2月時点で約200円で、『CryptoNinja Games(CNG)』に負けないほどの人気コミュニティとなっています。
FiNANCiE『CryptoNinja Games(CNG)』プロジェクト|まとめ
本記事では、FiNNANCiEの注目プロジェクト『CryptoNinja Games(CNG)』の特徴をはじめ、運営者イケハヤ氏やその他関連プロジェクトなどについて解説しました。
当プロジェクトは「Ninja DAO」の分散型組織としての意識があり、各コミュニティメンバーが精力的に活動しているところが強みです。
活動が止まらずに進んでいく限りは、トークン価値も暴落するようなことは考えにくいですので、興味のある方はまずコミュニティに入ってメンバーの活動状況をみることから始めてはいかがでしょうか。