新時代のクラウドファンディングサービスとして注目を集める「FiNANCiE」ですが、どのようなプロジェクトがあるのかを知らない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、支援するプロジェクトを探している方に向けて、令和の虎の2代目主宰でもある林尚弘氏が運営するプロジェクト『FCトークン@林尚弘』の特徴をご紹介していきます。
プロジェクトの活動計画や支援特典のほか、トークンの買い方や価格についても解説していきますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
目次
『FCトークン@林尚弘』とはFC事業拡大を目指すプロジェクト
『FCトークン@林尚弘』とは、そのプロジェクト名からも分かるように、トークンを活用することでフランチャイズ(FC)の事業拡大を目指すプロジェクトです。
本項目では、令和の虎としても有名な林尚弘氏が運営する『FCトークン@林尚弘』について、プロジェクトの特徴からトークン発行の理由まで詳しく解説していきます。
プロジェクトの特徴
林尚弘氏が開設した「武田塾」はフランチャイズ事業拡大の成功例とも言えますが、同氏は「初期からの支援者には感謝を伝えきれていない」と語っています。
そのような経緯もあり、今回のプロジェクトでは支援者への感謝をかたちにする手段として、FiNANCiE上でトークンを発行するに至りました。
プロジェクトを通してフランチャイズ事業が成長すればトークンの価値も上がり、初期にトークンを購入した方に利益が還元される仕組みとなっています。
プロジェクトの活動計画
『FCトークン@林尚弘』プロジェクトには、トークン販売で集めた資金をもとに、5つのフランチャイズに加盟するという具体的な計画があります。
加盟するフランチャイズは変更される可能性もありますが、免許や資格がなくとも開業できるホワイトニングサロンから店舗数日本一のネイルサロンまで、業態はさまざまです。
なお、それぞれのフランチャイズにかかる初期費用は500万円~3,000万となっており、合計出資額は1億円にものぼります。
プロジェクトの活動報告
FiNANCiEには各プロジェクトの活動報告が確認できる機能も備わっており、『FCトークン@林尚弘』のコミュニティ内では「エアドロップ」に関する活動報告などが確認できます。
エアドロップとは一定条件を満たしたサポーターにトークンを無料配布するイベントのことで、『FCトークン@林尚弘』ではトークン保有数の上位者に度々トークンをエアドロップしています。
なお、エアドロップされるのは「FCトークン」に限らないため、他のプロジェクトのトークンを保有して支援の幅を広げたい方は、イベント開催情報をチェックしておくとよいでしょう。
プロジェクトの支援特典
トークンは資金調達手段という位置付けに加え、プロジェクトと支援者を結ぶ「応援の証」として機能しており、トークンを保有していると支援特典を受けることができます。
つまり、トークンを購入してプロジェクトに参加すれば、フランチャイズ事業の拡大を応援できるだけでなく、特定のサービスをお得に受けられるなどのメリットも得られます。
また、フランチャイズに関する口コミ拡散を手伝うことでトークンがプレゼントされるなど、随時ミッションや支援特典が追加されるので、支援の過程を楽しみたい方に最適です。
『FCトークン@林尚弘』の運営者:林尚弘氏について
『FCトークン@林尚弘』プロジェクトを運営する林尚弘氏は、学習院大学在学中の2006年に企業し、教育業界を中心に活躍してきた実業家です。
ここからは、林尚弘氏の経歴を紹介するとともに、フランチャイズ事業との関わり方についても解説していきますので、『FCトークン@林尚弘』プロジェクトに興味のある方は確認してみてください。
学習塾「武田塾」を開設
「参考書を完璧に身に付ける」といったやり方で学習院大学法学部に合格した林尚弘氏は、自身の経験をもとに「授業をしない塾」をコンセプトとした「武田塾」を設立しました。
この独自のコンセプトは当時の教育業界の常識を打ち破るものでしたが、多くの逆転合格者を輩出して受験生や保護者の支持を集め、20歳の頃には年商1億円を超えるほどに事業を成長させています。
そして、2013年に他の学習塾の経営者からの依頼で「武田塾」をフランチャイズ化すると、2022年には全国400校・年商100億円という驚異的な成長を遂げました。
YouTubeチャンネル「令和の虎」に出演
YouTubeチャンネル「令和の虎」は、起業家やビジネスアイデアを持つ人々が「虎」と呼ばれる投資家にプレゼンテーションを行い、出資を募るビジネスプレゼンバトル番組です。
林尚弘氏はチャンネルの開設当初から「虎」の一人としてレギュラー出演し、自らの経営経験と成功体験をもとに鋭いアドバイスを行ってきました。
志願者に対する的確なフィードバックは、志願者だけでなく視聴者に対しても実践的なビジネスの知識を共有することになり、その結果として幅広い層から高い支持を得ています。
「株式会社FCチャンネル」を設⽴
2022年、林尚弘氏はフランチャイズシステムの構築やフランチャイズチェーン店への加盟募集を主軸とする「株式会社FCチャンネル」を設立しました。
同社は「まだ世に知られていない素晴らしいサービスを広める」ため、これまでに培ったノウハウを加盟希望者に提供するなどして、フランチャイズ事業の拡大に尽力しています。
また、YouTube「フランチャイズチャンネル」や、業界の健全化を図る「FC本部の学校」、加盟希望者向けの情報を掲載する「フランチャイズチャンネル通信」など、サービスの豊富さも必見です。
『FCトークン@林尚弘』プロジェクトのトークン価格
FiNANCiEにおけるプロジェクト支援は、コミュニティ内で発行されるトークンを購入するところから始まります。
つまり、『FCトークン@林尚弘』プロジェクトを支援したい場合には、『FCトークン@林尚弘』のコミュニティで発行されているトークンを購入する必要があります。
ここからは、プロジェクトには興味があるけれどトークンの購入に足踏みしているという方に向けて、トークンの価格や価値を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
2025年1月時点のトークン価格
『FCトークン@林尚弘』のコミュニティで発行されているトークンの価格は、2025年1月時点では154.6831円となっています。
また、これまでに発行されたトークンの合計を表す「トークン総数」は300万を超え、トークン価格とトークン総数から計算される「時価総額」は5億円を超えています。
時価総額はコミュニティの規模をはかる1つの指標ともなりますが、5億という数字から見ると『FCトークン@林尚弘』は比較的大規模なコミュニティだと言えるでしょう。
チャートで見るトークン価値の動向
FiNANCiEのWebサイトやアプリからは、当日のトークン価格や時価総額だけでなく、これまでのトークン価格の推移をチャートで確認することもできます。
『FCトークン@林尚弘』プロジェクトのトークン価格を1年単位のチャートで確認してみると、2024年7月31日に最高値の512.3599円を記録していることが分かります。
その後のトークン価格はゆるやかに下降していますが、時間単位では価格の上昇もみられるため、チャートの単位を切り替えながら価値の動向を探ってみてください。
『FCトークン@林尚弘』プロジェクトのトークンはどこで買える?
『FCトークン@林尚弘』プロジェクトのトークンは、仮想通貨ではなくFiNANCiEのサービス内でのみ利用できるデジタルグッズです。
そのため、トークンの販売場所はFiNANCiEのプラットフォームに限られますが、本項目では「FiNANCiE内のどこで買えるのか」などトークンの買い方を詳しく解説していきます。
トークンの販売場所
トークンの販売場所は、各コミュニティに設置された「マーケットプレイス」となり、FiNANCiEのWebサイトやアプリからアクセスできます。
二次流通の場所ともなるマーケットプレイスでは、FiNANCiEからトークンを購入したり、反対にFiNANCiEにトークンを売却したりと、基本的にはいつでも売買が可能です。
なお、オーナーから直接トークンを購入できる「トークン販売」もマーケット上で行われますが、さまざまな支援特典が受けられる反面、販売のタイミングは限られています。
トークンの買い方
上記でもお伝えしたように、トークンの買い方は「二次流通でFiNANCiEから買う方法」と「直接オーナーから買う方法」の2通りがあります。
直接オーナーからトークンを買う「トークン販売」では、マーケットプレイスから購入手続きを行い、クレジットカードなどで決済を行うことで購入が可能です。
一方、二次流通でトークンを購入する場合には、まずはフィナンシェポイントを購入してからポイントを使用してトークンを購入しなければなりません。
トークンの販売実績
初期サポーターの募集ともなる「初期トークン販売」では、500名を超えるサポーターによりトークンは完売となり、1億円の軍資金調達に成功しています。
その後、マーケットプレイスで二次流通が開始されると、トークンの保有希望者が殺到し、わずか3分で「ストップ高」となり取引が一時停止されました。
また、第2回サポーター募集となる「追加トークン販売」では、フランチャイズ1店~3店への加盟を目標に、さらに1億円の軍資金を調達しています。
FiNANCiE『FCトークン@林尚弘』プロジェクト|まとめ
本記事では、FiNANCiEのプロジェクトの1つである『FCトークン@林尚弘』の特徴や、トークンがどこで買えるかなどを解説してきました。
『FCトークン@林尚弘』は名前の通り、林尚弘氏がフランチャイズ(FC)の事業拡大を目的に立ち上げたプロジェクトであり、トークンを通した支援者への利益還元も魅力の1つです。
トークンを購入する際は価格変動などのリスクも考慮しなければなりませんが、興味のある方はプロジェクトに参加し、フランチャイズ事業の成長に一役買ってみてはいかがでしょうか。